色川 武大の名言 Takehiro Irokawa

色川 武大(Takehiro Irokawa)Amazonより

何もかもが上手くいくはずはないのだから、何もかも、上手くいかせようとするのは、間違った方法論だ。

色川 武大 Takehiro Irokawa

小説家 エッセイスト 雀士「阿佐田哲也」1929〜1989
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界では全てが上手くいくことはあり得ません。
と言うより全ては上手くいっているのですが、それを感情的に上手くいったと考えることが全てにおいてできないと言えるかもしれません。

原因があって結果のある自然界では、たとえば自分自身が全く同じことをしたとしても、環境なども常に変化していますから、同じ結果を得られるとは限らないことになります。

同じような結果を得ようとするのであれば、環境の変化に応じて自分自身のアクションも変化させることができなければなりません。

人間は同じことをすることが同じ結果を導き出すことだと考える傾向にもあるかもしれませんが、ここを自然界の実情に合わせていかないと、考えたような、思うような結果を導き出せる確率を高めていくことは難しいでしょう。

上手くいかせるために同じようにしようとするのは、決して上手くいくことにはならないことをぜひ認識しておいてください。

結果を導き出す要因は自分自身のアクションだけではありませんが、そのあらゆる環境条件などを把握して、自分のアクションに変化を持たせることを思考で考えてやっていては、ますます結果の精度は落ちてきます。

この変化の精度を高めていくには、やはり思考ではなく思感で対処していくことです。

察知能力、予知能力などを司っているのも、この思感、潜在領域ですが、潜在脳は一瞬で思考の何倍もの情報をキャッチして、一瞬でそれに適応する答えを導き出しています。

人間の無意識のあらゆる行動も、そのひとつひとつですね。

そして適応、対応力の速さも、思考に比べて何倍も速いですし、学習能力も思考のそれとは比べものにならないほど高いです。
クオリティは使えば使うほどどんどん高くなります。

そういう思感、潜在領域の情報や能力を活用していく方法が、リラックスして思考を手放すことです。

この領域にどんどん踏み込んで行けるからこそ、人間が創ったどんな精密な機械より、さらに精密な領域に達人たちの技が入っていけるわけです。

まずは、考えたように上手くいかせるには、同じ方法など同じことをやることでは導き出せないのが自然界だと心得てください。

常に目まぐるしく変化している中で、その変化に絶妙に対応していく能力が高められてこそ、思ったような、考えたような結果を導き出せる能力も高まっていきます。

ぜひあなたの脳、能力でしかたどり着けない領域の、上手くいく結果をたくさん導き出してください。

色川 武大さんのこんな名言もありました。

幹線道路を行くようなコースでは競争したってしょうがない。
自分だけの生き方を作らないとしょうがないだろう。

色川 武大の名言

(浜本 哲治)

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