岩合 光昭の名言 Mitsuaki Iwago
写真に良いとか悪いとかはない。
心の琴線に触れるか、触れないかだけ。
岩合 光昭 Mitsuaki Iwago
動物写真家 1950〜
これは様々な能力、作品などに言えることでしょう。
個性を一人の価値観だけで良い悪いと決めつけてしまうことは、まさに可能性の芽を摘んでしまうことになります。
どんな愛も個性も、全ての人や存在に届くことはありません。
ただ必ずその才能、個性、愛を必要とする人や存在もいます。
心に届かなければ、そっとそのままにしておけばいいでしょう。
心に届いた愛や才能だけを大切に活用させてもらえばいいですね。
才能や愛を届ける立場としては、思いっきり個性を発揮して、その愛、才能、個性が届く人に届け続けていくことです。
届かない人がいたとしても全く気にすることはありません。
またわざわざ非難してくれる人もいますが、それは裏返せば、同じ振幅で必要としてくれる人、心に届く人がいるということの証明と考えてもいいでしょう。
届く人が2割、届かない人が8割が自然界の自然ですから。
届かない人に遭遇していちいち立ち止まったり、個性や自分自身の追求したいと感じている才能や愛の追求、探求を止めてしまうことは本当にもったいないことです。
深く愛や才能を磨き込み、洗練させ続けて、ひたすら届け続けていけば、必ず心に届く人、心から愛してくれる人、心から必要としてくれる人とは出逢えるものです。
どうぞあなたらしさ、個性、特性を磨くことをあきらめないでください。
自然に本質に向かう研磨、洗練を手がけていけば、必ずあなたの素晴らしい才能、愛が開花する瞬間は訪れます。
岩合光昭さんのこんな言葉もありました。
僕の写真を見て、ここに行ってみたいと興味を持ってもらう。
そして、いずれ本当に訪ねてくれる。
それが一番の成功だと思う。
(浜本哲治)