ガストン・バシュラールの名言 Gaston Bachelard

ガストン・バシュラール(Gaston Bachelard)Wikipediaより

自分に固有の時間を、他人の時間に帰属させないことに慣れること。
自分に固有の時間を、事物の時間に帰属させないことに慣れること。

ガストン・バシュラール Gaston Bachelard

フランスの哲学者 科学哲学者 1884〜1962
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


同じように流れていく時間も、時間の使い方、その時間のエネルギーに乗せるものによって全く違うものになっていきます。

自分の時間を他人に全て委ねてしまっては、もちろん夢の実現になかなか近づいていかないという現象が起こってしまいます。
自分以外の人やモノや存在に委ねたり、授けたりする時間も、そこに自分の意思や想いがあるかどうかで、自分自身の夢の実現などにとって大きな違いが生まれるものになっていきます。

目の前を通り過ぎる時間は、他のどのタイミングにも替えることのできないたった一度きりの瞬間の集まり、流れです。

夢の実現も大切な誰かを幸せにすることですから、その誰かに自分の大切な命を削る時間を授けることになるのですが、その時間は自分自身が目指す夢であるからこそ意味があるものになりますね。

今の人間界では、物理的な自由度はどんどん高まっていますが、時間のエネルギーをはじめとして、心などの目に見えないものに自分自身の自由を奪われ、不自然な大きなストレスを抱え込むことが多くなっているでしょう。

命の時間はどこまでも自分のものにしていくことです。
物理的に縛られている時間や状態なども、自分の意思で活用し、自分自身の夢の実現のために役立てるものにしていくことです。

常にすべての瞬間を自分のものにしていくことは、人生において目指すものが明確であれば、いつでも、いつからでも必ず実現できるものですね。

どうぞあなた自身の人生をあなたから手放さないでください。

(浜本 哲治)

ガストン・バシュラールの署名 Wikipediaより
ガストン・バシュラールの署名 Wikipediaより

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