キャサリン・ヘプバーンの名言 Katharine Houghton Hepburn

キャサリン・ヘプバーン(Katharine Houghton Hepburn)Wikipediaより

生きているだけで楽しいってことを、私は忘れたことはないわ。

キャサリン・ヘプバーン Katharine Houghton Hepburn

米国の女優 ハリウッド映画史上最も特筆すべき女優の一人 1907〜2003
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界で生きている存在は、全て生きていることが奇跡の状態です。

変化の激しい環境の中で絶妙なバランスを保って生を実現していますから、それだけでもすごいことであり、愉しめることであることは間違いありません。

ただそれでも、生きることだけを愉しめないのは、人間が自然界の本質を理解できていないか、それを忘れてしまっているからでしょう。

植物や他の人間以外の動物たちが、単に生きることだけを目指しているように人間は考えている節がありますが、それは大きな勘違いでしょう。

植物や人間以外の動物たちが、刹那的に生きているように人間は考えがちですが、最も自然界を理解せずに刹那的に生きているのは人間でしょう。

生きているだけで幸せなこと、生きているだけで愉しいと口先だけでなく、心底言える人の数は決して多くはないでしょう。

それだけ人間に何が足りないかと言えば、自然界のルールに沿った明確な目指すものを持てていないことですね。

夢などの目指すものが大切なことはよく言われることですが、手段や過程、得られる結果などを目指すことを、本来目指すべき夢だと勘違いして目指していても生きているだけで愉しいと心底言えるようにはならないでしょう。

人間は多少の壁や障害に遭遇するだけで、簡単に目指すものを諦めてしまいます。

これも目指すものが最大の問題です。

キャサリン・ヘプバーンさんのこんな名言もありました。

修練のない人生なんて存在しないわ。

キャサリン・ヘプバーンの名言

降参しては駄目!自分のわだちで自分の道を作りなさい。

キャサリン・ヘプバーンの名言

正しいか、間違っているかなんて、どうだっていいことだ。
ただ、逃げないことが重要だ。

キャサリン・ヘプバーンの名言


刹那的な人生になっていると、冒頭の言葉とのギャップを感じるかもしれませんが、どちらも自然界の本質を表現した言葉で、同じことを表現しているものですね。

感情的にどのように感じられることでも、心底愉しめるのが自然界の本来の人生です。

どうぞ、日々生きているだけで、チャレンジしているだけで幸せで愉しいと心底言える人生にしていってください。

(浜本 哲治)

キャサリン・ヘプバーンは個性的で知的、自立する20世紀のアメリカの女性の象徴として、多くの尊敬を集めていた。『女性No.1』(1942)より Wikipediaより
キャサリン・ヘプバーンは個性的で知的、自立する20世紀のアメリカの女性の象徴として、多くの尊敬を集めていた。『女性No.1』(1942)より Wikipediaより

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