コルネリウス・タキトゥスの名言 Cornelius Tacitus

コルネリウス・タキトゥス(Cornelius Tacitus)Wikipediaより

国が腐敗すればするほど法律が増える。

コルネリウス・タキトゥス Cornelius Tacitus

帝政期ローマの政治家 歴史家 55頃〜120頃


これは国に限らず、あらゆる組織、そして個にも言えることでしょう。

また縛りが増えるほどに腐敗していくということも言えるでしょう。

人間は自分自身はもとより、他の人や存在に対しても縛りたがるものですね。

一時的に表面的に変化させるのには手っ取り早い方法ですが、これで真の変化にはなっていきません。

たとえ自分の子どもであっても、自由に変えることも、コントロールすることもできません。

自分をコントロールすることでさえ心もとない状態なのに、自分以外の存在をコントロールできるとはゆめゆめ考えないことです。

自由にすること、させることに極端に不安を持ち心配する傾向にありますが、これも自然界の自然を理解していないことだと認識した方がいいですね。

どんなに自由にしても、自然界の根源のルールが全てに優先されて厳然と適用されていくことを認識していくことです。

これは人間の心身の健康を見ても明らかなことです。

いくら排除したり叩いたりしても、表面的に脚色しようとしても、健康とはほど遠い状態になっていくだけで、根本的な進化にも問題解決にもなっていきません。

あらゆることは人間界のローカルルールの縛りを創ろうとするより、自然界の基本ルールを学ぶことを考えていった方が遥かに根本的な解決になっていきます。

自分自身に対しても、思考でどんどん縛りつけて可能性を閉ざしていって、自分が何者かさえわからなくなっているケースもあります。

自分自身にも他のどの存在に対しても縛りを設けないようにしていくこと。

これは人間界の進化のためにとても大切なことになりますね。

コルネリウス・タキトゥスさんのこんな言葉もありました。

人間は地位が高くなるほど、足もとが滑りやすくなる。


勇気あるところに、希望あり。


名声は鼻であしらえ。そうすれば、評判が上がる。


咎められて立腹するのは、相手の言い分をもっともだと認めることになる。


後世は、各人に対して、その人相応の敬意を払ってくれる。


(浜本哲治)

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