桑田 真澄の名言 Masumi Kuwata
他人は失ったものに目を向けますが、僕は得たものに目を向けます。
桑田 真澄 Masumi Kuwata
元プロ野球選手 投手 1968〜
完成、完璧、探求に終りのない自然界で、より遠くまで、より高みに到達していくためには、できなかったこと、失ったものなどに囚われないことがとても大切なことになります。
簡単な原理です。
できなかったこと、失ったものに囚われていたら前に歩みを進めることができなくなるからですね。
またどんな状況、現象に遭遇したとしても、捉え方を変えたり、見る側面を変えれば、必ずそこには学べること、得られるものがあります。
自然界の法則では圧倒的に上手くいかないことの方が多くなります。ということは一見失ったと考えられることの方が大半を占めるということです。
これに囚われていては夢の実現も、才能の開花、開発も進んでいきようがありません。
上手くいかなかったこと、失ったと考えられるものを自分の中に抱え込むことなく、どんどん手放して、上手くいったことだけにフォーカスして得たものだけを抱きしめていけばいいでしょう。
思考することに頼りすぎている現代人は、思考の中で反省することに多くの時間を費やしがちですが、思考でいくら考えて反省しても、あまり未来生きるものにはなっていきません。
学んだことの真価が問われる場合、即座のリアクション、反応が求められることが大半になってきますが、その際にいちいち考えていては遅きに失することになってしまいます。
即座の反応を実現させていくには、思考でもなく習慣でもない思感力を高めていくことです。
思感は全ての現象から一瞬で本質を学び、蓄積され融合されていきます。
このクオリティを高めていくには、どんどん嬉々として前に進んで行って、より多くのレベルの高い経験を重ねていくことです。
そして思考を手放していくことです。
嬉々として立ち止まることなく経験を重ねていくには、できたこと、上手くいったこと、得られたことだけにフォーカスしていくことですね。
あなたの才能、能力はどこまでも進化していく可能性を秘めています。
その可能性を引き出してあげるのは、あなたが何にフォーカスしていくかだけです。
どんどん前に進める、歓びに一心にフォーカスしていってください。
桑田真澄さんのこんな言葉もありました。
昔のことは振り返らない。今を精一杯生きる。それが一番いいんじゃないですか。
プラスの中にはマイナスがあるし、マイナスの中にはプラスがある。
結果は大事、でもプロセスはもっと大事。
生きる目的は自分を磨くことだと僕は思う。
だから試練や困難は、僕に与えられた砥石なんだ。
努力は、嘘をつかない。
今まで経験したことのないことを、毎日経験できる。これは最大の楽しみです。
とにかく、がむしゃらにやれ!
一年間だけではダメです。一生です。僕は一生のスケジュールを立てています。
やるか、やらないかですよ、人生は。
やればそれだけのものが返ってくるし、やらなければそのままですよ。
どんな選手もいいときばかりではない。
打たれても気持ちを切り替え、悪い時を短くし、いい時を長くするのが、プロの世界で生きていくには大事。
人はいろんなことを言うかもしれないけど、僕の人生なんだからカッコ悪くてもいい。
僕は野球しかできないし、とにかく野球が好きなんで、最後まで追い続けて、燃え尽きたらボールをそっと置きたいんだ。
それを人にカッコ悪いと言われても、自分の人生、自分が納得できればそれでいい。
(浜本哲治)
パイレーツ時代(2007年)Wikipediaより