小林 孝三郎の名言 Kozaburo Kobayashi
商売の道はそれぞれ違うけれども、商売で成功する道に変わりはない。
やはり人並み以上の努力をしなければダメだ。
人並み以上の努力を続けているうちに、機会、チャンスがくる、そして成功する。
小林 孝三郎 Kozaburo Kobayashi
コーセーの創設者 1897〜1995
商売に限らず、あらゆることにおける非常にシンプルで、最重要の事の成就の真理ですね。
簡単に成功できる。というような言葉に踊らされているケースを多く見かける昨今ですが。
何も積み重ねることなく、ある日突然降って湧いたように事が成就していくことは、エネルギーの共鳴ですべての現象が起こる自然界ではあり得ないことです。
ただ「努力」というと辛く、苦しいことのようなイメージがありますが、やるべきことをやり続けることを、そのイメージの努力と捉えている限り事の成就は難しいものになるでしょう。
努力することは当たり前のこと、愉しいことと捉えることができてはじめて、夢の実現、事の成就は進んでいきます。
楽に成功する。という類の言葉に踊らされているようでは成功はおぼつかないということですね。
ただ、より確実に速く目的地にたどり着くためには、原理原則、自然界の自然に沿っていくことが何よりも大切なことです。
単に手当たり次第に同じことを繰り返していくことが、事の成就に近づいていくことではありません。
自然に沿った真理を知り、掴み、誰よりも夢に近づくチャレンジを愉しんで積み重ねていくこと。
決して難しいことをやることではありません。
誰にでもできることをどれだけ実際にやれるか。
そこに尽きます。
事の成就は、誰にでもできることをやるかやらないかだけです。
夢の実現、事の成就はぜひ難しく考えることなく、シンプルにやるべきことをやり続けることを心がけてください。
小林孝三郎さんのこんな言葉もありました。
一気に伸びてきたというので、「コーセーさんは創業の時期がよかった」という人もいる。
しかし違う。私は「いや、発展のチャンスはつねにある。いまもあるんですよ」と申しあげている。
やり方によって、どんな時代でも発展できるのだ。
チャンスはあるのだ、ということです。
(浜本哲治)
コーセー本社が入る日本橋フロントビル Wikipediaより