城島 健司の名言 Kenji Johjima
プレッシャーのかからない練習の場面で、いくら高いレベルのパフォーマンスができても、本番でそれを引き出せなければもちろんあまり意味のないことですが、そのパフォーマンスができる能力があることは間違いありません。
それをいかに引き出していくかで、さらに潜在能力もアップしていきます。
本番のプレッシャーのかかった場面で、またどんな状況の中でも引き出せる能力が当たり前のレベルです。
この当たり前のレベルをどんどん高めていくことを目指していくわけですが、ここで見えてくるのは、新たな能力開発をしなくてもすでに備わっている能力がそこにはあるということですね。
そしてそれが引き出されるのを邪魔しているのが思考です。
あがり症や心身の緊張の原因の多くは思考からきます。
あれこれ考えてしまうことで感情が出てくるのと同じように緊張感を生み出してしまいます。
多くの場合メンタルを強くすることなどを考えますが、その大半は思考を手放すことで解決していきます。
何かを強くしようと力めば力むほどに緊張感は高まっていきます。
まずは顕在能力と潜在能力の人間のメカニズムを理解することが大切ですね。
そして思考で考えるのではなく、私は思感と呼んでいますが、思考領域の能力や情報などよりもっと膨大なものが存在している潜在領域からの能力、情報の引き出しを実践していくことです。
それには日常の中で思考と閃きの違いを感じ分けて、閃きを自在に引き出せるようにしていくことがもっとも簡単で確実な方法でしょう。
閃きと思考の違い、閃きの引き出し方などは折にふれて話していますから、ぜひ参照してください。
思考と閃きの違いを実感するには、朝の寝起きの閃きのゴールデンタイムに日々感じていくことです。
そして日常の中で閃きを意図的に引き出していくポイントは、リラックスすることと思考を手放すことです。
城島 健司さんのこんな名言もありました。
今できないからって、それをしょうがないと思ったら進歩はない。
城島 健司の名言
リラックスした場面では出せるパフォーマンスが、緊張した場面では出せないのと同じような感覚で、人間の能力は顕在化された能力と潜在している能力があります。
顕在化している能力は全体の2割程度だと考えていいでしょう。
顕在化している能力や当たり前のレベルになっている能力だけを見て、自分の能力の限界を考えないことです。
そこにあるものは使おうとしない限り、当たり前のレベルのものとして決して引き出されることはありません。
もっともっとあなたには可能性があります。
当たり前のレベルをどんどん高めていってください。
(浜本 哲治)
スイングする城島健司(2006年)Wikipediaより