杉村 春子の名言 Haruko Sugimura

杉村 春子(Haruko Sugimura)Wikipediaより

ひとつ濾過して、底に残ったもの。
だから美しい。
どんなものでも美しくなるということはそれじゃなくっちゃ。

杉村 春子 Haruko Sugimura

新劇女優 1906〜1997
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


様々な体験、刺激を受けて洗練されていくことは、まさに濾過されることと言っていいでしょう。

自然界の自然は濾過されることでどんどん純度が高くなり、美しくなっていきます。

どうも人間は体験を重ねるほどに色んなものを抱え込んでしまう傾向にありますが、これでは自然に逆行していると感じてみることですね。

そのためには人間の脳のメカニズム、自然の原理原則をしっかりと体得していく必要があります。

経験や触れる情報が増えたことは、思考領域の記憶などに多くを抱え込むことではなくて、逆に思考することを手放すきっかけにすること、思考領域の記憶を手放すことなどのきっかけにしていくことです。

思考の小さな狭い領域に多くのものを抱えようとしなくても、人間の脳はすべてを記憶していますし、それまでのすべての情報などと様々に融合されて、必要な情報や行動になって現れてきます。

このことに気づいていくことはとても重要なことですね。

能力開発のために特別なことをする必要などありません。

ちょっとした脳の使い方のコツを掴んで、日常の中でどんどん活用していくことで、眠っていた脳の潜在領域は覚醒してきます。

これは多くの人が筋肉のインナーマッスルを覚醒させることなく、その人生を終えていると言われているのと同じことが脳でも起こっていると言えます。

通常はアウターマッスルだけを使う人間ですが、ちょっとした使い方を変えるだけで、それまでの経年で低下していく筋力を補って余りあるほどに活性化していきます。

自然界での能力の真の進化も、真の美しさも洗練させていくことで増していきます。

ぜひ自然界の自然に沿うこと、真に洗練させていくことがどういう方向であるかを常に確認してください。

その方向を見据えられた時に、ごく僅かしか使われていなかったあなたの能力がますます覚醒してくることになりますよ。

杉村 春子さんのこんな名言もありました。

『女の一生』のせりふに
『人の一生というものは思いもかけない方向に動いていくように見えて、そこに案外自然な道があるものです』
というのがあるけれど、わたし、それをときどき思い出すんですよ。

杉村 春子の名言

思い上がりでもなんでもなく、ただ芝居をしていたいだけなんです。

杉村 春子の名言

(浜本 哲治)

『東京物語』(1953年)左から山村聡、三宅邦子、笠智衆、原節子、杉村、東山千栄子 Wikipediaより
『東京物語』(1953年)左から山村聡、三宅邦子、笠智衆、原節子、杉村、東山千栄子 Wikipediaより

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