田口 利八の名言 Rihachi Taguchi

田口 利八(Rihachi Taguchi)

創業から今日まで、苦しいことの連続だった。
それを克服することができたのも、あえて困難な道を選んだのも、春を告げる花・福寿草が教えてくれたものだ。
踏まれれば踏まれるほど、たくましく育つ福寿草。
私はこの野に咲く福寿草が、好きでたまらない。

田口 利八 Rihachi Taguchi

西濃運輸の創業者 1907〜1982
Wikipedia


田口 利八さんのこんな名言もありました。

将来をしっかりと見つめ、確たる見通しがあれば、敢然として困難な道を選ぶことだ。
その方が安易な道を選ぶよりも、ずっと実りが大きい。
たたかれても、踏みつけられても、それに耐え抜き、克服してこそ美しい人生の花が咲く。

田口 利八の名言


植物たちの逞しさは、目をみはるものがあります。

福寿草ももちろん逞しいのですが、植物たちのしなやかさ、強かさは、人間の想像をはるかに超えています。

それからすると、人間のそれはまだまだ未熟で進化の途中という感じでしょう。

植物たちの逞しさがどこから来ているのかと言えば、やはり夢一点に一途にチャレンジしていくところからですね。

これは人間にも言えることですが、どんな困難に遭遇しても怯まない人は、明確で強烈な目指すものを持っています。

それを実現するためにだけに、エネルギーを注ぎ込んでチャレンジし続けています。

そして、これは自然界の真理ですが、本来自然界の王道を進んで行くことの方が、結局は最も確実に早く目的地に到達できることになります。

ただ、人間界では便利さだけを追求してきていますので、いかに早く辿り着こうか。いかに楽に到達しようか。というところばかりに目が行き、自然界の自然、本質を見失ってしまっていることが非常に多くなっています。

自然界は上手くいくことばかりではありません、むしろ上手くいかないことの方が圧倒的に多いと言ってもいいでしょう。

ただ、その上手くいかないことの中にこそ、とても重要なことが隠されていて、上手くいったことからはそれほど多くは学べるものはありません。

圧倒的に多い上手くいかないことを、いかに愉しんでいけるか。

これが、自然界で事を成就していこうとすればとても重要なことになりますね。

どうぞ、自然界の真理を知り、会得して、あなたの素晴らしい才能の発揮に大いに役立ててください。

自然界の本質、王道を行くことが、事の成就には最適であることを、ぜひ実感していってくださいね。

(浜本 哲治)

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