フリードリヒ・リュッケルトの名言 Friedrich Rückert
他人にだまされるよりももっと悪いのは、自分が自分にだまされているのを見ることである。
フリードリヒ・リュッケルト Friedrich Rückert
ドイツの詩人 東洋学者 1788〜1866
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
自分の心に嘘をついて過ごす日々は、本当にもったいないですし寂しいことですね。
体験や思考、人間界の常識や普通に縛られすぎて、ありのままの自分で生きていけないことが人間界では多くなっているでしょう。
自分の本当の声を聴かないフリをしてみたり、誤魔化し抑え込んでしまっていることもあります。
一度しかない人生、これでは生き甲斐がありません。
体験を重ね、知識が増えるほどに本来は自由になっていくのが自然界なのですが、人間はどんどん不自由に自分自身で追い込んでしまっています。
もっともらしい言い訳が出てきたら、たいていの場合自分の思考で自分を縛り付けています。
自然界で最も大切なことは、自然界の真理に沿っていくことですが、この自然の真理に個々の中で最も近いのが心の声だと言っていいでしょう。
本来自然界の生ある存在は何もせずにはいられません。
生きていくことをはじめ、必ず何かをせずには居れないものですが、心の声に沿うことは怠惰になることだと考えている節もあります。
それは逆でしょうね。
心の声に逆らって無理をしているから、休息が必要だと心が言っていると考えた方がいいでしょう。
心の声に沿っていけば、自然にやりがいのあることを嬉々としてやるようになります。
日々の睡眠などの休息以外に休息が必要だと感じるのは、その多くが無理をしている結果です。
チャレンジではなく無理です。
自然界の存在で人間ほど無理をしてしまう存在は他にはいないでしょう。
心の声を無視したり、抑え込むことも、そもそも無理をしようとしていることだと感じてみるといいですね。
どうぞ自分を偽ることに長けるようにならないでください。
もっともっとあなたの心の声に耳を傾けて、その声に沿っていく道を選択するようにしていってください。
それが結果として全てを上手くいかせることになっていきます。
フリードリヒ・リュッケルトさんのこんな名言もありました。
君の路を行きつくと、よき満足がある。
しかし初めに満足する者は先へ進まない。
フリードリヒ・リュッケルトの名言
怠け者に不足しているのは、いつも、仕事をする時間である。
なぜ仕事を休むかという理由には、決して不足しない。
フリードリヒ・リュッケルトの名言
真の友情は、後ろから見ても前から見ても同じものだ。
前から見ればバラ、後ろから見ればトゲ、というものではない。
フリードリヒ・リュッケルトの名言
古いものはけっして古くない。
新しいものが古くなっただけである。
フリードリヒ・リュッケルトの名言
(浜本 哲治)
フリードリヒ・リュッケルトの署名 Wikipediaより