ポール・ヴァレリーの名言 Ambroise Paul Toussaint Jules Valéry

ポール・ヴァレリー(Ambroise Paul Toussaint Jules Valéry)Wikipediaより

最大の偉人たちとは自己の判断を断固として信じた人であった。
しかし最大の愚か者たちも同じである。

ポール・ヴァレリー Ambroise Paul Toussaint Jules Valéry

フランスの作家 詩人 小説家 評論家 1871〜1945


事を成していくには、一途に信じたことを追求していく必要がありますが。

それが自然から外れていくと、その信念が自然を破壊したり、人間界をも破壊することになります。

信念も単なる思い込みや固定観念になってしまって、変化し続けることができなくなると、自然から離れていく可能性が高くなります。

また現代において、自然との大きなズレが生じるケースは、目指す夢が自然界で本来目指すべき真の夢であるかどうかでしょう。

自己満足のためであったり、手段を目指すものであったりすれば、自らも不自然なストレスを抱え込むことになり、目指すものの実現も難しくなります。

強い思いをもつことは大切ですが、その思いが常に自然に沿っているかどうかをチェックしていくことは、さらに重要なことになりますね。

あなたの素晴らしい才能も、自然に沿った方向に活用できてこそ、その真価を発揮できます。

ポール・ヴァレリーさんの、こんな言葉もありました。

欠陥が私の出発の基礎だ。無能が私の根源だ。


世の中には創造する天才があるように、探す天才もあり、書く天才があるように、読む天才もある。


私を他の連中と比較しないでいただきたいね。
第一にあなたは私という人間を知っていない。
それに、他の連中のことも知っていない。


行動するためにはいかに多くのことに無知でなけねばならぬことか。


(浜本哲治)

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