ドロシー・ロー・ノルトの名言 Dorothy Law Nolte
私たちは人を愛するとき、人生の真の喜びを感じるものです。
愛ほど強く大きな幸福感は他にはありません。
ドロシー・ロー・ノルト Dorothy Law Nolte
家庭教育の子育てコンサルタントの第一人者 1924~2005
ドロシー・ロー・ノルトさんのこんな言葉もありました。
自分だけが幸せに浸るのではなく、周りにその幸せを振りまくことです。
だって、自分ひとりだけが幸せということなどあり得ないし、それは本当の幸福とは呼べないのですから。
人を愛すること。
人の幸せを実現していくことこそが、真の幸福を実感していく瞬間でしょう。
人間はどうしてこうも愛されることを望み、愛されるようにしようとするのでしょう。
愛を与えられ、幸せを得られるのは、愛を届け、幸せを届けることでいくらでも愛や幸せは実感できますし、実際の愛や幸せを与えられるものです。
愛を届けることをせずに、愛を得たい、与えられたいと望んでしまうのが人間ですね。
愛が足りないと感じることがあるとすれば、それは非常に簡単なことです。
愛を届けられていないということです。
こんなにも愛しているのに、愛を届けているのに。。。と感じているとしたら。
それは単に自分だけが愛だと思っていることを、押し付けているだけの可能性が高いですね。
愛はしっかりと届いてこそ愛です。
自己満足の愛をいくら届けても真に届くことはなく、結果として「こんなに愛しているのに」というような感覚になってしまいます。
愛に自信があるのであれば、その愛が届く存在に届けていくことです。
大切な存在に届ける愛は、その大切な存在に届いてこそ真の愛になることをお忘れなく。
あなたの愛が大きな循環になれば、必然的にあなたも大きな愛、幸せに包まれることになりますよ。
ドロシー・ロー・ノルトさんのこんな詩がありました。
批判ばかりされた子どもは非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもはものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは鈍い良心のもちぬしとなる
しかし激励をうけた子どもは自信をおぼえる
寛容にであった子どもは忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは公正をおぼえる
友情を知る子どもは親切をおぼえる
安心を経験した子どもは信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは世界中の愛情を感じ取ることをおぼえる
これはまさに自分自身でも、自分の子どもでも実感していることですね。
(浜本哲治)