ジム・アボットの名言 James Anthony Abbott
自分が障害者だと思ったことなどない。
子供の時に野球を教えようと僕を庭に連れ出した父こそ勇気のある人間なんだ。
ジム・アボット James Anthony Abbott
メジャーリーグベースボールの元選手 投手 1967〜
どんな能力もどういう風に発露してくるかは、人間の思考では計り知れないものがあるでしょう。
いちばんもったいないのは、自分で限界を決めつけてしまうことですね。
決めつけるのは、自然界には無限の可能性がある。ということだけで充分ですし、それ以外には決めつけられることはありません。
そしてその可能性をどこまでも広げていく突破口を開くのは、身近にいる大きな存在の心です。
逆に言えば、身近な存在ほど弊害にもなり得るということですね。
真の才能などの真の可能性は、狭めていくことでは見えてきません。
とにかく縛り付けることなく広げていくことでのみ、見えてくると言ってもいいでしょう。
自分自身のことでさえ真価を把握できていないのですから、たとえそれが自分の子どもであっても、その可能性を見極めてしまうことなど到底できることではありません。
ぜひ自分自身においても、大切な存在に対しても、思考で可能性を狭めることをすることなく、無限の可能性だけがあることを感じていってください。
その心に、人間の能力も自然界の摂理も間違いなく応えていってくれますよ。
アボットさんの、こんな言葉もありました。
(子供の頃は障害で)いじめられたよ。
でも障害が何だっていうんだい?
だからって何か出来ないことがあるとでもいうのかい?
これまでに紹介したアボットさんの言葉です。
(浜本哲治)
1999 Milwaukee Brewers #25 Jim Abbott home jersey Wikipediaより