田中 一光の名言 Ikko Tanaka

田中 一光(Ikko Tanaka)Wikipediaより

常に白紙の状態で素直に主題との接点を求め、私自身が現代人としての「最良の生活者」になることが、トータルなデザインに対して何よりも必要なことではないかと思っている。

田中 一光 Ikko Tanaka

グラフィックデザイナー 1930〜2002
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これは自然界で生きていく存在としても、自然との関わりにおいてとても大切なことでしょう。

常に新鮮な状態で『自然とは何か』『自然界の自然とは』と自然界の大先輩である植物たちから学び、いち自然界で生かされている者として最良の存在、生活者になることを実践していくことが、自然界で快適に生きていくために何よりも必要なことでしょう。

自然界では、また人間界でもそうですが、時間の経過とともに古いものなどが堆積してしまいますから、常々手放していくことを実現していくことはとても重要なことです。
どこまでもシンプルになっていくために手放していくこと、そして固定観念などをどんどん崩していくことで、新鮮な感覚で自然をはじめ、様々なことと向き合うことができるようになります。

どうぞ常に新鮮な感覚が保たれるように、インプットだけでなくアウトプットも、手に入れるだけでなく手放すことを実践していってください。

新鮮な感覚がきっとあなたの脳に素晴らしいインスピレーションをもたらしてくれますよ。

田中 一光さんのこんな名言もありました。

グラフィックデザイナーのタイプに二つの性格があって、テーマに向かって出かけるタイプと、どんな主題でも自らの掌中に押さえ込んでしまうタイプとがあると思うが、私はどちらかというと前者で、自身の造形にそれほど固執しない。
それぞれのプロ ジェクトに最善の回答を示すためには、自分以外の才能を進んで起用する。

田中 一光の名言

私のデザインの基本的な考え方は、企業とデザイナー、社会とデザイナーという双方向のチャンネルを常に確保しておくという点である。
クライアントとの関係だけでデザインするだけでなく、消費者や観客の立場でデザインする。
常にその三角形を意識しながらそれぞれを頻繁に往復することで、デザイン本来の姿に戻れると思っている。

田中 一光の名言

多少の欠陥があってもいいものはいいという見極めは、何も審査員だけの問題ではなく、実際に制作する際にも大事なのである。

田中 一光の名言

デザインは異種交配していかないと次に発展しない。
常に何と結びついたらいいのかを考えるのが大切なのである。
例えば空間なのか、テクノロジーなのか、その異種交配の装置を作ることでデザインの領域が拡大していく。

田中 一光の名言

デザインには形や色ばかりではなく、そこに社会と連動しながらおのずとにじみ出てくるものがある。

田中 一光の名言

(浜本 哲治)

西武百貨店の包装紙(2012年撮影)Wikipediaより
西武百貨店の包装紙(2012年撮影)Wikipediaより

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