池波 正太郎の名言 Shotaro Ikenami

池波 正太郎(Shotaro Ikenami)Wikipediaより

人間は死ぬという事実こそが、自分を磨くための磨き砂だ。

池波 正太郎 Shotaro Ikenami

戦後を代表する時代小説・歴史小説作家 1923〜1990
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界で生きる全ての存在には、必ずゴールがあります。
その有限の命を、無限の可能性のある自然界でどれだけ有効に活かしていくのかが人生でしょう。

ただ人間界では、あまりこのゴールのことを考えず、ただ無為に命の時間を過ごしているケースが多くなっているのではないでしょうか。

ゴールがあればこそ、ゴールを明確にイメージできているからこそ、過程のチャレンジが充実していくものです。
ゴールが見えていなければ、目の前に今に何をすればいいのかは絶対に見えてきません。

もちろんいつゴールが訪れるかは誰にも分かりません。
そこで仮にでもゴールを決めてしまうのがいいでしょう。
そのゴールの瞬間に、どこまでたどり着くのかを決めてしまうことです。
そうしてこそ、今何をすべきかが見えてきます。

どうぞ必ず訪れるゴールを決めてしまって、現在とのギャップを把握して、目の前の今のチャレンジに活かしていってください。
これで目の前の今がとても充実したものになっていきますよ。

池波 正太郎さんのこんな名言もありました。

男らしさとか女らしさという前にね、男も女も共通していちばん大事なことがあるんだよ。
「人の身になって考える」ということ。

池波 正太郎の名言

日本は民主主義になって「自由」とやらを得たが、その「自由」という言葉の空しさを知ったばかりでなく、人びとの心は「詩情」を失って乾ききってしまった。
人間という生きものがもつ矛盾は、尽きる事を知らない。

池波 正太郎の名言

おのれの強さは他人に見せるものではない。
おのれに見せるものよ。

池波 正太郎の名言

人間は生まれ出た瞬間から、死へ向かって歩みはじめる。
死ぬために生きはじめる。

池波 正太郎の名言

人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだ。

池波 正太郎の名言

人間の欲望は際限もないもので、あれもこれもと欲張ったところで、どうにもならぬことは知れている。
一を得るためには、一を捨てねばならぬ。

池波 正太郎の名言

近頃の日本は「白」でなければ「黒」である。
その中間の色合いが全く無くなってしまった。
その色合いこそが「融通」と言うものである。

池波 正太郎の名言

矛盾だらけの人間がつくりあげている世の中というものも、また当然、矛盾をきわめているのだ。

池波 正太郎の名言

(浜本 哲治)

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