カール・ヤスパースの名言 Karl Jaspers

 カール・ヤスパース(Karl Jaspers)Wikipediaより

犠牲は超時間的な、超感覚的な、無制限なものと結びついている。
それはたとえ『無駄』であろうと『無意味』ではない。
犠牲はすべての人間的な事象を超えた、神秘を啓示するものである。

カール・ヤスパース Karl Jaspers

ドイツの哲学者 精神科医 1883〜1969
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界は無限の可能性に満ちています。
そしてその全ては繋がっています。

また一切の無駄はなく、全てに意味と価値があります。
一見無駄であったり無意味に考えられるものほど、大きな意味と価値があるのが自然界ですね。

自然界で本来目指すべきものは、大切な存在の幸せを実現していくことですが、これが犠牲のように見えることもあるでしょうが、この行為こそが大きな愛をもたらすことになります。

まさにこのチャレンジこそが自然界の自然に沿っていますから、通常の想像を超えた現象を引き寄せたり、起こしたりしますので、神秘と感じられるかもしれません。

ぜひ、ただひたすらにあなたにとって大切な存在の幸せを実現することだけに意識を集中させて、それを実行、実現していってください。
そのエネルギーがまさに奇跡を呼び起こすことになりますよ。

カール・ヤスパースさんのこんな名言もありました。

人間への信仰は、人間の存在を可能ならしめる神性への信仰を前提としている。

カール・ヤスパースの名言

過去というものは、人間がいかなる態度をとるべきかを教える力がない。
そのことは、人間が自分の回想する過去の光の中で覚醒し、自分自身で決断しなければならないことを意味する。

カール・ヤスパースの名言

不真実は本来的に悪であり、あらゆる平和の破壊者である。

カール・ヤスパースの名言

真実と自由は、虚偽と暴力のように堅く結び合っている。
真実さのみが自由な世界を一つに結ぶ。
真実さがなければ、自由な世界も消失する。
自由と虚偽は互いに排斥し合う。自由な世界のみが平和になることができる。
自由な世界は、虚偽を虚偽で打ち負かそうとする無駄な争いを捨てる。
不真実はいずれも、全体主義への道をたどる一歩である。

カール・ヤスパースの名言

世界の平和は各国内の平和から始まるのである。
指導権をめぐる内政的、精神的な争いから、場合によっては暴力を用いかねないような平和破壊のものの考え方を消し去らねばならない。
内政に平和の破壊があったのでは、外政における平和を可能にできるはずがない。

カール・ヤスパースの名言

平和は自由によってのみ、自由は真実によってのみ可能である。

カール・ヤスパースの名言

次の戦争を確信する者は、他ならぬその確信によって戦争の発生を促すことに協力しているのだ。
平和を確信する者は、のんびりしているうちに知らず知らず戦争に巻き込まれてしまう。
ただ危険を見、一瞬もそれを忘れない者のみが、理性的に振る舞い、その危険を追い払うために可能なことを果たすことができるのである。

カール・ヤスパースの名言

我々は結局のところ、かつてないほど依存し合っている個人個人にすぎませんが、同時に根源としての我々自身に投げ戻されています。
めいめいが自己に投げ戻されているのです。
肝心なのは自分だということをめいめいが知らなければなりません。

カール・ヤスパースの名言

(浜本 哲治)

 カール・ヤスパース著「精神病理学原論」初版は1913年 Wikipediaより
カール・ヤスパース著「精神病理学原論」初版は1913年Wikipediaより

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