エミール・シオランの名言 Emil Cioran
あらゆる到達点は、人生においても芸術においても行き止まりである。
全てにおいて、未達成によって未来への門を開けておくことが肝要だ。
エミール・シオラン Emil Cioran
ルーマニアの作家 思想家 1911〜1995
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
自然界には無限の可能性がありますから、到達点は単なる通過点に過ぎません。
従って、行き止まりになることを心配する必要はありません。
行けども行けども果てしなく続く道が見えてくるだけです。
それを中途半端に到達点の手前で立ち止まってしまうと、様々な面でもったいないことになります。
立ち止まった瞬間に後退が始まり、その先の自分自身の進化は望めません。
その瞬間には、その先の道は見えていなくても、間違いなく必ず進める道はありますから、ひたすらチャレンジの手を止めないことです。
無限の自然界のことを心配する必要はありません。
どこまでも中途半端にすることなく、精一杯突き進んでいってください。
そのチャレンジだけが、自然界の人生を充実したものにしてくれますよ。
エミール・シオランさんのこんな名言もありました。
苦しんだことのない者は存在ではない。
せいぜいただの個物だ。
エミール・シオランの名言
責任という問題は、出生以前に私たちが相談を受け、現在ただいまそうあるごとき人間になってよい、と同意したのでなければ、そもそも意味を持ちえないはずである。
エミール・シオランの名言
社会とは番人のいない牢獄なのだ、ただしそこから逃げ出せば、破滅が待ち構えている。
エミール・シオランの名言
私たちの屈従は、すべて、飢え死にするだけの決心ができないことから由来する。
エミール・シオランの名言
人間は身体などを引きずらなくてもよかったはずだ。
我の重荷だけで充分のはずだった。
エミール・シオランの名言
出生以前には、世に存在しないという好運にもあずかることができた。
今や私たちは存在しており、この存在の小部分、つまり不運の小部分こそが、消滅することを烈しく怖れるのである。
エミール・シオランの名言
希望とは未来に対してつく嘘である。
エミール・シオランの名言
私の存在は偶然に過ぎない。
なぜそんなに全てを深刻にとらえるのか?
エミール・シオランの名言
(浜本 哲治)
エミール・シオランのサイン Wikipediaより