沼野 正子の名言 Masako Numano
文句があるなら、自分でおやりなさい。
沼野 正子 Masako Numano
絵本作家 イラストレーター 1935〜
基本的に常にこのスタンスでいられれば、自分自身も周りも幸せでしょうね。
人間界で構築してきたものは、いつどうなるか分かりません。
もちろん自然も有限の命ですから、いつ何が起こってもおかしくはないのですが、自然がある限り自然界で生きる者は命を繋ぐことが出来ます。
人間界の企業や組織などはもちろんのこと、経済などのしくみなどもそうですが、あらゆる不自然に構築されたものは常に綱渡り状態で、いつかなかったものになる可能性は非常に高いと考えておいた方がいいです。
もしそういうことが起こったとしても、何があっても生きていける術や自信を身に付けておけば、今の世の中でも逞しく生きていけます。
いざとなれば人間も何でも出来ますから、それはそれで大丈夫だと思いますが、心構えとしても根底に据えておくといいですね。
また自分以外は自分にはコントロール不能だとわきまえておいて、不便や不満があるのであれば全て自分自身でやってみることです。
ひとつには、そうすることで新たな自分を発見できるかもしれません。
また人には得手不得手がありますから、自分には到底出来ないことであれば、その満足する部分に感謝をして付き合っていくことが出来ますね。
所詮自然界には完全なものはありませんから、自分にとって必要なもの、いいところを見つけて取り入れていくしかありません。
あなたが創っていこうとしているものも、誠心誠意究極を目指してチャレンジはしていても、どこまで行っても完成、完璧にはなりません。
また仮に完璧だと思ったとしても、それがすべての人に受け入れられることはありませんから、もし批判を受けたとしても、どうぞご自分でおやりください。というスタンスで気持ちよく送り出してあげてください。
あなたが心を込めて完成を目指しているものは、他にいくらでも必要としてくれる人は必ずいますからね。
自分自身の不平不満の心や、受け入れてもらえない人のありがたい言動にも、満足する心や感謝の言動にも、たださらに追求していく貴重な材料があるだけです。
いつまでも出来事に心奪われて、本来やるべき大切なことが出来なくなるのがいちばんもったいないことですね。
どうぞ自分一人でもやる心構えと実践をしていってください。
それだけでも多くのストレスや不平不満がなくなって感謝の心が芽生えてきます。
子育てなどの人育ても同じでしょう。
これは自分が代わることは不可能ですから応援してあげるだけですね。
(浜本 哲治)