南方 熊楠の名言 Kumagusu Minakata
自然界では人間も含め全ての生き物も、人間の定義では生きてはいないとされている水も土も石も、出来事もそうですね、全て必要、必然で存在して、自然界が進化を目指していますから、その一翼を担い大切な役割を果たし、それぞれに進化のための重要な使命があるものです。
一人ひとり、ひとつひとつは小さな存在ですが、人間が一人存在するために30代遡ると、10億人の人が必要だったことを考えても、一人の人の存在意義は大きなものです。
生命が与えられていないと言われている物質も、ミクロに見ていけば動きがあり、全てのものにエネルギーがあります。
人間以外の動物たちにも思考や感情があるように、身近で感じていればすぐにわかりますが、植物たちにも心、意志、思考、感情があります。
命がないと言われている石や土にも、動き、エネルギーがあるわけですから、人間のそれとは違っていても、命、心や意志、思考があっても何の不思議もありません。
単に人間に感知できないだけかもしれませんからね。
出来事も、その人が存在したからこそ、またその命を繋ぎ、支えているものがあったからこそ起こることであって、様々なエネルギーに共鳴して起こる現象にも全て意味、意義があると考えられます。
小さな存在に大きな意味があるわけですから、小さな存在の例え小さな進化であっても、それには時間のエネルギーも加味されると、とてつもなく大きな影響を自然界に与えることになります。
自分がやっていることに何の意味があって、どれほどの影響力があるのか、自分ひとりがどう言動を放とうが大したことはないなどとは、ゆめゆめ思わないことです。
あなたの一挙手一投足には大きな影響力があります。
あなたが一日動き回るだけで、多くの生き物たちの命の支えがあります。
自然界のため、人々のために少しでも役立つように、笑顔が届けられるようにすることは、生かされているだけで必要なことでしょう。
昨日を少しでも超える進化を遂げること、一人の人に幸せを届けて笑顔にすること。
これはとても大きな意味のあることです。
どうぞあなたに与えられた時間で、どこまで成長、進化できて、どれほどの笑顔に出逢えるか。
せっかく与えられた時間ですから、日々少しでも進化を感じられるように、一人でも多くの人の笑顔と出逢えるようにチャレンジして行ってください。
あなたは間違いなく、自然界に必要不可欠な偉大な存在です。
そして全ての人、ものも大切で偉大な存在ですね。
(浜本 哲治)
南方熊楠と一番弟子の小畔四郎。(大正4年)Wikipediaより