宮城 喜代子の名言 Kiyoko Miyagi

宮城 喜代子(Kiyoko Miyagi)Amazonより

「素質」というのは才能という意味ではなく、「芯から好き」というふうに理解して欲しいのです。

宮城 喜代子 Kiyoko Miyagi

生田流箏曲家 人間国宝 1905〜1991
Wikipedia


宮城 喜代子さんのこんな名言もあります。

長く厳しい修行に耐えられる根源は、やはり「好き」という一言に尽きると思います。

宮城 喜代子の名言


どんな分野のどんな道を極めていくにも、好き、愛している。に勝るものはないでしょう。

どんな道を追求していくにも、それは簡単なことではありません。

だからこそ最後は好きかどうか、心底愛しているかどうかの差になってきます。

ここをとかく、日本人は特にでしょうか。
適正や素質の有無を、表面的な能力や忍耐力などで計ろうとしがちですね。

この部分では人間は大差ないものでしょう。
どれも心底好きなことであれば超えていける差であり、自然に手に入るものですね。

そして「好き」「愛している」もどんどん進化していくものです。

それがそのまま才能、能力の進化であり、追求の深さになっていくものでしょう。

どうぞあなた自身に対しても、後に続く人たちに対しても、好きであること、愛することを最も大切なことにしてください。

とかく大変なことを前面に出して、それに耐えられるかどうかで選別してしまう傾向にありますが、これでは本来の能力の発揮も、その道の進化に繋がる才能の発掘もままならないことになるでしょう。

夢や希望の部分が好きになるか、愛せるかでしょう。

スポーツの現場でも、特に子どもたちに伝えている現場では相変わらず、怒号が飛び交っていて「最近の子どもたちは。。。」という数千年言われ続けているフレーズの愚痴がこぼれてきますが。

伝え導く立場であれば、いかに深く愛せるように伝えられ導けるかが最重要課題でしょう。

コーチの本来の意味と役割は「目的地に届けることです。」

夢を持たせられ、そこに辿り着けるようにすること。

愛する深さに際限はなく、どの段階、レベルに到達してもさらに深く愛していく余地は無限にあります。

入り口だけ愛せれば、好きになればいいものでもありませんね。

どうぞあなた自身も、そして後に続く人たちにも、いかに追求している道を深く愛していけるかを考え追求してください。

才能、能力のポテンシャルは、縁があって出逢ったことであれば無限にあると考えて間違いないでしょう。

それを存分に引き出していくには愛すること、好きになること。
どれだけどこまで深く愛せるか。

まさにここに尽きますね。

(浜本 哲治)

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