川端 康成の名言 Yasunari Kawabata
ささいなことが私たちを慰めるのは、ささいなことが私たちを悩ますからだ。
川端 康成 Yasunari Kawabata
小説家 ノーベル文学賞受賞 1899〜1972
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人間の身体は、小さな小さな棘が刺さっただけでも大きなストレスになる痛みや違和感を感じます。
感情などでも同じですね。
小さなことに引っかかっていつまでも悩んだりするものです。
心身の健康などは、大きな現象が現れてしまってからではもうすでに症状は大きく進んでいます。
いかに些細な変化の時に感じ取り対処していくかが肝要です。
本当の愛や癒しを感じるのも、届ける愛などの大きな現象よりそこに込められた小さな心遣いなどに感じたりするものですね。
大きな変化に目や心を奪われがちですが、その大きな変化でさえ小さな変化の集合体です。
自然界の本質や真理を感じ取るにも閃きをキャッチしていくにも、植物たちとの交流をしていくにも本当に細かなエネルギーの変化を感じ取ることで実現していきます。
大きな変化の中にいても、その中の小さな変化にいかに心を向けられるか。
これが出来事などの現象に左右されずに、また感情に振り回されることなく本質や真意を見抜くことにも繋がっていきます。
日々の人間の成長、進化も通常それほど目に見えて大きく進化するものではありません。
それでも精一杯のチャレンジをしていれば微かな進化は必ず実現しているものです。
その微細な進化を感じ取ってあげることが脳や才能にとっては非常に大きなことになります。
どうぞ日々の日常の中で大きな変化の中にある小さな変化を見抜く感じ取るトレーニングをしてください。
大きく変化が起こってしまったことは、おそらく自分だけではコントロールできないものになってしまっているでしょう。
ただ大きな変化も分解して小さな自分にできることにしていけばできることが見つかるように、また小さな変化を察知すれば大きな変化になる以前に対処できるように、いずれにしても小さな変化を感じ取ることですね。
この感じ取りにも思考では限界がありますから思感が主役になっていくでしょう。
感じる能力はすぐにでも身に付けられ、いつからでも洗練された繊細な感覚に磨いていくことができます。
どうぞあなたの夢の実現、才能の進化のために思感で感じ取る能力を研ぎ澄ましてください。
この能力の研磨は大きな宝物になっていきますよ。
(浜本 哲治)
川端康成生誕地(撮影2011年)Wikipediaより