フランツ・カフカの名言 Franz Kafka
フランツ・カフカさんのこんな名言もあります。
あるのは目標だけだ。道はない。
われわれが道と呼んでいるのは、ためらいに他ならない。
フランツ・カフカの名言
目的地に到達できる道は無限にあります。
過去から未来に向けて、存在する人の数ほどあると言ってもいいでしょう。
目指すべき本来の夢と手段や結果を間違えて苦悩するように、道を限定してしまうことは、目的地への到達を大幅に遅らせてしまうことになります。
本来の目的地さえ明確にできていれば、そこに到達する道には囚われないことです。
この辺りも人間の不自然が多いところで、進化の余地が溢れるほどにある部分ですし、植物たちに大いに学べるところですね。
人間は進化の余地のある様々な場面で、本来こだわるべきこととはあべこべのものに囚われて苦悩の要因になってしまっています。
目的地に到達するにも手段に囚われてしまって、それが本当に正しいのか、もっといい手段があるのではないかなどど不安すら抱えていることも多いですね。
結果として半信半疑、中途半端にその手段、道を進むことになり、目的地の到達も遅々として進まずストレスを抱え込んでしまうという悪循環にも陥っています。
ひとつの道でより遠くまで早く進んでいくには、道へのこだわりをなくし目的地だけを明確に鮮明にしていくことです。
そして目的地に到達できる最良の道や手段、方法が見えてくるのは、今進んでいる道を懸命に進んでいくことです。
今の道の先にもっと素晴らしい道が必ず見えてくると楽しみにして、どんどん進んでいくことです。
ひとつの道を極めて行くのに大切なことが、道に拘らないということになりますね。
アスリートでも組織でも、方法論にこだわり過ぎると、あっという間に衰退してしまうのも同様でしょう。
結局ひとつの道を極めようと進んでいくことは同じだとしても、どこに意識、心が向いているかで結果は雲泥の差になってきます。
どうぞあなたの才能には自由の翼を授けてください。
辿り着きたい自然界で目指すべき夢だけを見据えて、自由に羽ばたかせてあげてください。
こだわりのない自由な心で見えてくる道が、最も愉しめる道でもあり、最も遠くまで早く到達できる道です。
(浜本 哲治)
プラハのカフカの生家。現在は1階に小規模のカフカ博物館がある。Wikipediaより