塙 保己一の名言 Hokiichi Hanawa
学問をしたい人はだれでも、いつでも、どこででも必要な書物が読めるようにしてあげたい。
先祖から託された日本の文化を絶やすことなく、しっかりと次の世代に伝えていきたい。
これこそ自分に与えられた使命だ。
塙 保己一 Hokiichi Hanawa
江戸時代の国学者 1746〜1821
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
ヘレン・ケラーさんが、幼少時から「塙 保己一を手本にしろ」と両親に教育されていたようですね。
日本では、たぶんヘレン・ケラーさんの方が知名度も高いと思いますが、日本の情報は本当に不思議なところが多いですね。
塙保己一さんが編纂した叢書「群書類従(ぐんしょるいじゅう)」は、34歳の時に製作を決意して、完成したのが74歳の時のことです。
41年という時間をかけて、この言葉の思いで創り上げたわけですね。
7歳で失明して、その後学問を目指すも上手く行かず、自殺しようともしたようですが、そこから才能を発揮し認められていったようです。
未知の未来を創っていくのは今ですが、その今を深い充実、満足、幸せを実感しながら過ごしていくためには、自然界の夢の実現の本来の姿である、与えられた才能、能力で創出した愛を届けて、届けた人の幸せを実現していくことを、今だけではなく、どれだけ遠い未来に向けて実現していくことができるかで、その充実などの深さが決まってくるものでしょう。
愛を届けた人の未来もそうですし、未来の人たちにも届く愛にしていくこと。
どれだけ遠い未来にまで届けられるかは、愛の追求の深さに関わってくるものでしょう。
愛も才能も、本質に向けて深く追求していくほどに、万能にも近づき、時空を超えてより多くの人に届いていく愛になっていきます。
例えば、今の流行りに乗った愛では、やがて終わる流行とともに見向きもされなくなりますが、流行りを超えて、いつの時代にも必要な普遍の本質に対応していける愛にしていけば、今届ける人の未来にも、未来の子どもたちにも、また国境を超えても届いていく可能性が高くなってきますね。
そういう愛を目指して追求していくことで、今にも未来にも愛が循環していき、時間の奥行き、幅を持たせた充実感、幸福感を感じることができます。
また、自然界で生を与えられた役割や使命も、どれだけ深く愛を追求して、時空を超えて多くの人に幸せを届けるかにあるでしょう。
いきなり未来の子どもたちへと、また多くの人たちへと愛の追求は意識する必要なありません。
愛を届けた人に、さらに深い幸せを実現してもらうために、シンプルな自然の本質に向けた追求、探求を進めていき、その追求の深さが増していくほどに、きっと使命と呼べるものが見えてきます。
あなたに授けられた才能、能力、得意なこと、好きなことは、未来の子どもたちへ届けたい大切な愛、使命へと必ず繋がっています。
ぜひ、深く深く追求していってください。
塙 保己一さんの素晴らしい名言をいくつか紹介します。
暗くなると書物が見えないとは、目が見えるとはなんと不便なものか。
塙 保己一の名言
高い位に就いたのは自分のことであるが、私は世のため、後世のために役立つことをなしたい。
塙 保己一の名言
固い決意さえあれば世にでて私でなければできないことをやり遂げることができるでしょう。
塙 保己一の名言
人間は小さなことで怒るようでは大業は成就しない。
私は一年間絶対に怒らないと心に誓う。
塙 保己一の名言
(浜本 哲治)