ロサリン・ヤローの名言 Rosalyn Sussman Yalow

ロサリン・ヤロー(Rosalyn Sussman Yalow)Wikipediaより

学ぶことに興奮を覚えるかどうかが、老人と若者を区別するのだ。
学び続ける限りは、貴方は老人ではない。

ロサリン・ヤロー Rosalyn Sussman Yalow

米国の医学研究者 放射免疫測定技術の開発 ノーベル生理学・医学賞 1921〜2011
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


本来学ぶことは楽しくて仕方のないことです。
これを多くの人が楽しくないこと、嫌いなことにしてしまっているのは本当にもったいないことですね。

学ぶタイミングも、学ぶべきことも、ひとそれぞれに違って当然です。
これを一律に同じタイミングで、同じことを学ばせようとすることが、そもそも不自然で無理があるでしょう。

そのタイミングで、そのことに興味を持った人だけが、評価されたり、学ぶチャンスが広がるというような、言ってみれば不自然で未熟なシステムになっているから、人間界の進化もままならないはずです。

また学ぶことは、あくまでも手段であって目的ではありません。
そのことも他の手段を目指すように目指してしまって、自分を見失ったり、夢が潰えるような感覚を持ったりしています。

どこまでも果てしなく続く夢への道や、能力を追求していくには、どこまでも深く学び続ける必要もあります。

これで終わり。は学ぶことにもありません。

例えば、人間界で一律に学んでいるようなことは、もちろん全てが全ての人に必要になるとは限りませんが、学ぶ必要のあることは、夢や才能をどこまでも追い求めてさえいれば必ず学ぶことになります。

それはどんな分野からアプローチしても同じです。
どんな分野のどんなことでも、深く深く追求しようとすれば、広く学ぶ必要に迫られていきます。

必要があって学ぶのと、とりあえず学んでおこうとするのとでは、間違いなくその身につき方が違います。学ぶ楽しさも違うでしょう。

特に子どもたちには、学ぶことが楽しいことであることを何よりも優先させて伝えていくことです。
学ぶタイミングや学ぶものに囚われないことです。

そして学ぶことを教えるのではなく、夢を描けるような能力にフォーカスして、どこまでも夢を追求させることです。

そうすれば、どこまでも愉しんで深く学んでいくものです。

人間界はシステムなどに囚われ過ぎですね。
これはあらゆる分野で言えることですが、例えば成果などを残していく人は間違いなく学ぶことが好きな人でしょう。

学べない、学ぶことを放棄した人には、深く何事も掘り下げることも追求することもできないでしょう。

どうぞ、学ぶことに嫌悪感を抱くような人生の道の歩み方はしないでください。
今の人間界のシステムに踊らされていると、学ぶことが嫌になることの方が多いでしょう。

また学ぶことは、自ら学びたいと思わなければ、あまり意味のあるものにはなりません。

子どもたちにも、そしてあなた自身にも知識や技術などを効果的に学べ、吸収できるようになるには、自然界の原理を知ることですから、それだけはまず何よりも先に学び、体感して、それぞれの専門分野の学びに役立ててください。

年齢に関係なく、学ぶことができなくなると成長、進化は止まりますし、著しく退化が進んでいきます。

そして学ぶインプットに加えて、過去から学んできたことをいかにより多くをアウトプットできるか、情報、知識同士を融合させられるか、インプットした情報ではなくてもキャッチできるようになるか。

思考能力は10代をピークに年々低下していきますが、思考を遥かに超える能力をいかに活用できるかが、人生の大半のチャレンジですから、学びものんきに休んではいられません。

できること、やるべきことは本当にワクワクするほどたくさんあります。
ゴールを迎える寸前まで、人間の脳は間違いなく進化し続けます。

どうぞ愉しく、どこまでも深く、夢や才能の追求とともに学んでいってください。

(浜本 哲治)

ロサリン・サスマン・ヤローを称えるポストカード。Wikipediaより
ロサリン・サスマン・ヤローを称えるポストカード。Wikipediaより

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