アーネスト・ラザフォードの名言 Ernest Rutherford
単純さを信条として、いつも質素な人間でいる。
アーネスト・ラザフォード Ernest Rutherford
ニュージーランド出身イギリスで活躍した物理学者 化学者 原子物理学の父 ノーベル化学賞 1871〜1937
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
これはアーネスト・ラザフォードさんの方針だったようです。
こんなこともおっしゃっています。
物理の原理をバーのウエイトレスに説明できないのであれば、それはウエイトレスではなく、その原理に問題があるのだ。
アーネスト・ラザフォードの名言
あらゆる分野に言えることですが、今の人間界では複雑にする方向に進んでいる傾向にあります。
複雑になることが進歩、進化することのように捉えられている節もありますが、決してそうとは言えないでしょう。
むしろシンプルにしていくことの方が価値があり難しいでしょうね。
進化を実現していくには、シンプルな方向に向かうことがどうしても必要になります。
例えば人間一人ひとりの能力が、何かの力を借りて能力アップしていくより、何も使わずにその能力をアップできた方が、より進化していると言えるように、また例えば、人間の健康でも薬などを使って表面的に問題を解決したように見せかけている限り、本当の健康が実現することがないように、やはり進化を実現していくにはシンプルな方向、本質に向かう方向に進んでいくことです。
本来人間が科学などで解き明かしている自然界の神秘も、誰かの幸せのために役立って初めて意味のあることであって、その原理を小学生にもわかるように解説できなければ、たぶんあまりそれが役立つことはないかもしれません。
これも自然界の真理に近づくほどに誰にでもわかるものになっていきます。
追求したい分野、領域をあなたにしか辿り着けない領域まで到達しようとするのであれば、思考もチャレンジもあらゆる面でシンプルにしていくことですが、この本質、シンプルな方向へ向けていく能力は、やはり日常のあらゆる場面で研ぎ澄ましていくことが大切でしょう。
日常の中で複雑に考え、複雑、表面的に行動する習慣や癖などがあって、追求したい分野だけシンプルに本質に向かっていくことは非常に困難なことになるでしょう。
どうぞあなたの素晴らしい才能にどこまでも活躍してもらうためにも、全てをシンプルに、そして自然界の本質に向けて磨き込んでいってください。
その方向の追求で行き詰まることはありません。
どこまでも広がるフィールドを感じて、どこまでも進化していける才能、夢を感じることができますよ。
(浜本 哲治)
アーネスト・ラザフォードの署名 Wikipediaより