鈴木 章の名言 Akira Suzuki
チャンスは皆に平等にある。
あとは努力や、注意深さや、熱心さがあるかだ。
鈴木 章 Akira Suzuki
化学者 ノーベル化学賞受賞者 1930〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
チャンスはいつも目の前を通り過ぎています。
最も頻繁で大きなチャンスは「時間」でしょう。
夢へのチャレンジができる時間を与えられること、見つけること、掴むことが最も大きなチャンスを掴むことです。
その与えられ見つけた時間に、どれだけのエネルギー、集中力を乗せることができるか。
ことの成就の成否は、まさにこれにかかっています。
掴んだ時間に最高のチャレンジのエネルギーを乗せられれば、必然的に人や出来事、物などとの出逢いは起こってきます。
そういう人などとの出逢いに巡り逢えないことを、チャンスがない、掴めないと嘆いている光景も目にしますが、その多くの場合が、真のチャンスである時間を掴めていない、有効に使えていませんね。
時間は誰にでも同じだけ与えられています。
同じ一時間を注意力散漫で過ごすのと、何が起こってもビクともしないほどに集中して過ごすのとでは、そのチャンスの活かし方、掴み方が大きく違うことになりますね。
睡眠時間を上質な時間にできるかどうかも、才能の成長、進化に大きな違いを生み出します。
心身の回復、修復が行なわれ、潜在領域では一日の全ての情報、経験がインプットされていますから、それの整理が行なわれ、過去の知識や情報、体験と融合させて、目指している夢などの実現に必要な情報や能力に仕上げていく作業が行われます。
一日の約3分の1の時間を使うこの睡眠時間が充分に取れなかったり、心配事などの思考や感情に囚われた状態で深い眠りを取れていなければ、その毎日の蓄積は考えている以上に膨大な差を生み出してしまいます。
残りの3分の2のうち、3分の1ずつが夢への具体的なチャレンジの時間、そして食事などの時間になっていますが。
それぞれの時間をいかに濃い時間として夢の実現に結びつけていくか、チャレンジの時間にしていけるかが、チャンスを活かせるかどうかになってきます。
通常言われている人や出来事などとの遭遇は、最大の真のチャンスの時間の活かし方によって結果として現れてくる現象です。
誰にでも限りのある時間は、一秒ごとに命を削っている貴重な最高の財産です。
そして、どうにでも自由に使える最高のチャンスです。
最高の可能性です。
時間を最大のチャンスだと考えていないケースであれば、たぶん即座に3倍のチャンスの拡大はできるでしょう。
そして一秒ごとのクオリティを高めていけば、何倍にも何十倍にも広がっていきますね。
最高のチャンスである時間を最大限活かしていけば、能力差などはあってなきがごとしです。
ぜひあなたの素晴らしい才能には、時間という最高のチャンスを最大に掴んであげてください。
(浜本 哲治)
左側から鈴木章、根岸英一、リチャード・ヘック(2010年)Wikipediaより