高浜 虚子の名言 Kyoshi Takahama

高浜 虚子(Kyoshi Takahama)Wikipediaより

花鳥諷詠 かちょうふうえい
春夏秋冬四時の移り変りに依って起る自然界の現象、並にそれに伴ふ人事界の現象を諷詠するの謂 いい であります。

高浜 虚子 Kyoshi Takahama

明治・昭和期の俳人 小説家 1874〜1959
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間も自然界の一員ですから、自然の中で人間を見ていく、自然界の中で人間界に起こる現象を見ていくと、その現象の根源も非常に分かりやすく、人間がその方向に進んで行けばいいのかも明らかになり、自然界の見事な摂理も見えてきます。

人間は長く自分たちが自然界を支配している。
特別な存在だと考えて、我がもの顏で自然界で傍若無人に振る舞ってきていますが。

自然界、地球の過去にも、自らのためだけに振る舞ってきた種が淘汰された例は枚挙に暇がありません。

どんなに人間が備えたとしても、例えば地球に悪寒が走ったり、発熱してしまえば、もはや人間にはどうする術もなくなってしまいます。

例えば発症したガン細胞のように、どんな試練にも耐えて自らのために勢力を拡大して行ったとしても、人間の身体が終わってしまえば、地球が終わってしまえば、それで未来も何もなくなってしまいます。

全ての人の細胞の中にはガン因子があるように、身体と一緒に進化していけばいつまでも生き長らえることができます。

本来自然界の細胞の一部、一員である人間も、身体である地球が進化できるように貢献できる存在になっていけば、どこまでも種が絶えることなく、地球の命が続く限り命を繋いでいくことができます。

人間が特別な存在であると考えているのは、まさに人間だけでしょう。

その傍若無人ぶりは、人間より遥かに進化した他の生き物や植物たちには、どんな風に映っているのでしょう。

たぶん非常に滑稽にさえ見えているのではないでしょうか。

人間界のシステムや発想自体が、自然界の支配者、中心にいるという考えからできているものが大半ですから。

よくよく気をつけていかないと、ガン細胞としての活動に加担することになってしまいます。

人間の能力の発揮も、自然に沿って引き出される能力は、人間の思考で力任せに発揮しようとすることの、何倍も大きく強いエネルギーを持った能力になってくることは間違いありません。

あなたの才能も、自然の力をもっともっと借りて引き出していけるようにチャレンジしてください。

この違いを実感したら、大きな驚きを感じることになるでしょう。

それには、人間は自然界の一部、一員であることを真に理解して、その言動を自然に沿わせていくことですね。

(浜本 哲治)

虚子記念文学館
虚子記念文学館 Wikipediaより

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