小泉 八雲の名言 Yakumo Koizumi

小泉 八雲(Yakumo Koizumi)Wikipediaより

あなたの話、あなたの言葉、あなたの考えでなければいけません。

小泉 八雲 Yakumo Koizumi

ギリシャ出身の新聞記者 紀行文作家 随筆家 小説家 日本研究家 1850〜1904
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


たくさんの情報を簡単に手に入れられる便利な世の中になっていますが、知識や情報は得ただけではあまり意味と価値はありません。

それを誰かの幸せのために自在に活用できてこそ、意味と価値があるものになりますし、その知識や情報が自分のものになった状態でしょう。

知ることとできることは全くの別物です。

現代はどちらかと言うと、知ったことでできるようになった錯覚に陥ってしまっている人が多くなっています。

その状態で誰かに伝えようとしても伝わるはずもありません。

仮に完全にマスターしていたとしても、自然界では届くのは2割程度ですから、知識として知っているレベルでは限りなくゼロに近い確率でしか届けられないでしょう。

ただ一方で、自分自身の身につける最良の方法が誰かに届けようとすることでもあります。

例えば初めて知った情報を誰かに伝えようと言葉、文字にしようとしても、なかなか上手く伝えられるものにはなっていきません。

知っているレベルの2割程度届けばいい方でしょう。
10知ったとしてしても届くのは1〜2程度です。

2割で必要十分な情報などにしていくには、知っている、身についているレベルを、例えば10のレベルを届けたいのであれば、50〜100のレベルを知り身につけておく必要があります。

そのレベルを高めることも、現代人は単に思考で知るレベルを高めようとする傾向にありますが、それよりも実際に届けよう、伝えようとした方がどう知れば、どう身につけていけばいいかを実践の問題として知り、感じることができます。

インプットだけでは、自分では満足できるレベルになっていると考えても、いざ実際に届けよう、伝えようとした時には全く届かないことを実感することになります。

いずれにしても情報、知識などはたくさんのものが簡単に手に入るようになっている代わりに、真偽が定かではないような情報も溢れるほどにあります。

これは最低限自分の中でしっかりと検証して再現性などを持たせておくことは必須ですね。

届ける時には、自分がどの程度知り得ていることなのかを明確にしておくことも大切なことでしょう。

制限時間のある人生の中で、知り得る情報にはおのずと限りがあります。
たったひとつの情報でさえ、深く追求していけば無限の深さがあります。

ぜひ知り得た情報、知識はあなたの血肉にして、また深い情報、知識をインプットできるように、高いレベルで届けられるようにもチャレンジしてください。

高いレベルで届けようとしていけば、深いレベルの姿が見えた必要な情報が見えてきます。

情報を循環させることで、あなたの才能、能力も確実に高まっていきます。

愛は循環させることで大きくなる自然界の原理を、どうぞあなたの素晴らしい才能にも授けてください。

(浜本 哲治)

八雲が愛した鼻かけ地蔵 Wikipediaより
八雲が愛した鼻かけ地蔵 Wikipediaより

LINEで送る