六代目 尾上 菊五郎の名言 Kikugoro Onoe Ⅵ
まだ足らぬ 踊りおどりて あの世まで
六代目 尾上 菊五郎 Kikugoro Onoe Ⅵ
大正・昭和時代に活躍した歌舞伎役者 1885〜1949
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
六代目 尾上菊五郎さんの辞世の句のようですね。
何かを極めていこうとするとその奥深さを痛感することになり、人生すべての時間を賭けてチャレンジしても、まだまだ追求しきれないことを感じることになるものでしょう。
これは深く追求するほどに感じられるものですね。
あれもこれもをやっていては、とてもとても未知の領域にさえ到達できないでしょう。
大切な誰かを幸せにするために愛の、才能のより高いレベルへの到達を目指してチャレンジできていますね。
最高の作品、愛、パフォーマンスが常に次であると言えるほどに、目指すものが常に今より高みにあることが成長、進化の秘訣であることは間違いのないことでしょう。
夢の追求、才能の追求はどこかに到達することでの満足感はそれほど大きなものではないでしょう。
それよりも目指すものが明確になっていて、そこにチャレンジできていることこそが大きな満足感、充実感に繋がっていきます。
幸せが常に今、過程にしかないことにも通じていますね。
目指すものを持てていることこそが才能、能力であるとも言えるでしょう。
どうぞあなたの素晴らしい才能には明確な高みをイメージして授けてあげてください。
それこそが愛であり才能です。
人生は常に夢の途中。
自然界で極められるものはない。
自然界、人生の本質をしっかり把握して大いに未知を目指してチャレンジしてください。
(浜本 哲治)
春興鏡獅子の弥生 Wikipediaより