オリヴァー・ゴールドスミスの名言 Oliver Goldsmith
私たちは彼の弱点には、そっと触れるようにしないといけません。
欠点は美質と表裏一体なので、欠点という雑草を取り除くと、長所の根まで抜いてしまうことがあるのです。
オリヴァー・ゴールドスミス John Churton Collins
英国の詩人 小説家 劇作家 1730〜1774
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人はそれぞれに色んな面を持っていますね。
そして同じ面でも、自分と周りとでは捉え方が違ったりもします。
自分では欠点だと思っていることが、他の人から見れば魅力的なことだったりします。
また見る人が違えば、それぞれにまさに百人百様に感じ方が違います。
もし自分自身に欠点だと感じるところがあったとしても、それを何とかしようとか、排除しようとはしない方がいいですね。
これは本当に難しいことであるばかりでなく、この言葉にもあるように、長所の根まで抜いてしまったり、長所を伸ばそうとしている心のいい状態まで奪ってしまいます。
仮にその欠点が自分の思うように克服出来たとしても、次の欠点が気になり始めるでしょう。
欠点にフォーカスする心は、自分自身の、また他人の欠点をついつい探してしまう。
そういう習慣をも生み出してしまいます。
これは自然の中でも、人間の身体に対しても人間がやってしまって自ら苦しんでいるところですね。
確かに雑草を野放しにしていると育てたい作物が駆逐されてしまいます。
命の危険が迫ったときは、そっと地上部だけ刈ってその場に置いて育てたい作物の栄養になってもらえばいいんです。
これを根こそぎ排除しようとするから重労働にもなるし、肥料や水を与えなければならないようになってしまっているんですね。
いくら薬を使っても雑草を排除出来ないのは、農業現場を見ても医療現場を見ても分かります。
結果として人間の健康も脅かされることになっています。
欠点なんて気にすることはないんです。
雑草も使いようによっては栄養にもなるし乾燥からも守ってくれます。
自分の好きなところ、伸ばしたいところ、そこにだけフォーカスして付き合っていけばいいんです。
無理に嫌なところと付き合うことはありません。
どうぞ限りある時間を有効に使って、ひたすら伸ばしたいところを伸ばしてください。
それだけをするにも時間は足りないくらいですよ。
オリヴァー・ゴールドスミスさんのこんな名言もありました。
あらゆる国で儀式は異なるが、真の礼儀正しさはどこでも同じものである。
オリヴァー・ゴールドスミスの名言
我々の最も素晴らしい栄光は、決して挫けることではなく、挫けるたびに立ち上がることにある。
オリヴァー・ゴールドスミスの名言
人間の最大の栄光は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起き上がることにある。
オリヴァー・ゴールドスミスの名言
間違いの多い本は楽しめるものだろう。
反対にばかげたところのない本は退屈なものだろう。
オリヴァー・ゴールドスミスの名言
借りに来るときに金が足りない者は、返しに来たときにも足りないものだ。
オリヴァー・ゴールドスミスの名言
人生は道や宿がいかに酷くとも行かねばならぬ旅なのだ。
オリヴァー・ゴールドスミスの名言
友情とは対等な者同士が、私心なく行う取引きである。
オリヴァー・ゴールドスミスの名言
私は古いものならなんでも好き。
古い友だち、古い時代、古いしきたり、古い書物、古いワイン。
オリヴァー・ゴールドスミスの名言
(浜本 哲治)