岩垂 邦彦の名言 Kunihiko Iwadare

岩垂 邦彦(Kunihiko Iwadare)Amazonより

10の得意先を失えば、それに代わる20の新しい得意先を開拓する。

岩垂 邦彦 Kunihiko Iwadare

日本電気創業者 1857〜1941
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界で夢を実現していくにはとても大切な発想ですね。

20:80の法則が働いている自然界では、どんなに完璧だと思える愛でも、その愛が届く人はせいぜい届けた人の中の2割です。

愛も常に進化させていきますから、進化させるということは変化させることで、その影響もあって届く人も変化していきます。

これは植物たちの活動を見ていても明らかなことです。
果樹なども花が咲いた数、実が成るわけではありません。
花の数に比べてやはりせいぜい2割程度しか結実してきません。

こういう状況は至るところで見られます。

では結実しない8割の花は無駄なのか?
これは違いますね。

8割の結実しない花があるからこそ、2割の結実があると言えます。

元来開花や結実は植物たちにとっては過程であり、ひとつの手段でそれを目指しているわけではありません。

自分自身の届けられるものを全て、共に住む存在に届けていくことが自分も生かされることになるわけですから、全ての花や葉、実が一切無駄にはなりません。

届かない愛を無駄と考えがちな人間ですが、その発想が届く愛をも少なくしてしまっています。

届かない現象に囚われて立ち止まってしまったり、感情に振り回されている時間こそが大いなる無駄になるでしょう。

2人の愛を必要としてくれる人に巡り会うためには、少なくとも10人の人に最高の愛を届けてみることが必要になります。

猛烈に反対、批判する2人に、無関心の6人に巡り会えて、それでも立ち止まることなく愛を届け続けられてこそ2人のあなたの愛を切望する人に近づいていけます。

どうぞ自然界では何が無駄になるのかを植物たちの循環を見て感じてください。
多くの場合、開花や結実の時だけ関心を持って、その他の活動はあまり感じることがないでしょうが、芽吹きはもちろんのこと、枯れゆく瞬間まで一切の無駄がないことをその姿で教えてくれます。

本来無駄のない自然界で、思考や感情で無駄を創ってしまうのは本当にもったいないことです。

一瞬も止まることなくチャレンジし続けてこそ、あなたの才能の本来の姿が発現してきます。

岩垂 邦彦さんが定めた日本電気の創業の精神の言葉です。

Better Products, Better Service

日本電気の創業の精神


日本電気が輸入する製品は世界の一級品であること、日本電気の生産する機器も世界一流であり、そのアフターサービスは責任をもって果たすことを世間に約束する。という意味のようですね。

(浜本 哲治)

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