岩堀 喜之助の名言 Kinosuke Iwahori
好奇心を持って物事を見ているとかならず面白いことがある。
それがないのは見付け方が悪いんだ。
岩堀 喜之助 Kinosuke Iwahori
マガジンハウス創業者 1910〜1982
Wikipedia
どういう思いで、どのくらいの想いで目の前のことを見ているかで、それは全く違うものにも見えるでしょうし、見える領域も違ってくるものでしょう。
もちろん身につくものも違うでしょうし、その速度も格段の違いを見せるでしょう。
これは非常に簡単な原理ですが、とても奥深い原理でもあります。
自然界の原理はどれも非常にシンプルで、そのシンプルさに純粋に沿っていけば、とても結果を出していくことに効果的なものばかりなのですが、どうも人間はわざわざ苦手な領域に思考を使って複雑にして、本来目指すべき事の成就に苦労しています。
嫌々やることと嬉々としてやることでは、誰の目にも明らかな違いがわかるほどに大きな違いが結果に現れますが、ここまであからさまではなくても、どこまで深く好奇心、興味を持っているかでも確実に見えるものや結果は違ってきます。
思考はどういう風にやろうかと考えさせるのではなく、どこに愉しい部分があるかを探し、見つけ、そこに心、意識をフォーカスさせることに活用していくのがいいでしょう。
どうやるかなどの手段は本来潜在領域の得意分野ですから、そちらに委ねていった方がいいです。
愉しい部分、面白い部分なども、たったひとつのことの中にも無限の奥深さであるものですから、目に見えない部分は潜在脳と思考脳と共同で探索していくことです。
高いレベルの領域になれば、技術的な能力などには大差はありません。
差が出てくるとすれば、どれだけ深く目の前のことを捉えられているかです。
どうぞ毎日向き合っているものの、今までに見たことのない、感じたことのない面をぜひ探しだしてみてください。
その深さに応じて間違いなくあなたの才能の幅も広がっていきます。
「おもしれぇことあったか?」
が岩堀さんの口癖のひとつだったそうです。
人に会うたびにこう尋ねていたようですね。
(浜本 哲治)