エドワード・ギボンの名言 Edward Gibbon
改革は内部からなるもので、外部からもたらされるものではない。
法で美徳を制することはできない。
エドワード・ギボン Edward Gibbon
イギリスの歴史家「ローマ帝国衰亡史」の著者 1737〜1794
自分自身を変えることも、組織などを改革することも、きっかけは外からの刺激であっても、内側から変革のエネルギーが現れて来ない限り変わることはできないでしょう。
たとえいくら外側で縛ったり、強制したとしても、やはり自らが変わらなければ、内が変わらなければ、あまり意味のないものになってしまいます。
人間界の場合、その根源的なシステムの関係からでしょうが、どんどん様々な縛りを設けて雁字搦めにして安心している節がありますが、これではなかなか本来の進化には向かっていけないでしょう。
本来自然界は根源的なルールだけがあって、その中でどこまでも自由な世界ですし、それでこそ自然界の根源のルールを感じながら過ごすことができるものですし、本来の進化も実現していけるものでしょう。
とは言え今の人間界の根本的な不自然なシステムを手放さない限り、縛りをどんどん増やしていく流れが変わることは難しいでしょう。
ただ手放さざるをえない状況は、いつ来てもおかしくはないでしょう。
自然界の中で不自然なものですからね。
そんな中にあっても、一人ひとりがその不自然さに気づき、本来の進化を目指してチャレンジしていけば、縛りなどはいくらでも超えていけるものです。
縛りが必要ないほどに進化できれば、縛りを超えた領域に入っていけますからね。
全体は一人ひとりの投影です。
縛りの多い状況は、簡単に言えば縛られなければできない、縛りがなければ自分をコントロールできない、一人ひとりの状況だと証明しているものと言っていいでしょう。
人間界の本当の進化は、この縛りをどれだけ超えていけるかですね。
ぜひ人間界の縛りや状況がどうであれ、あなた自身が自然界の中でどう進化していけるかですから、そこに意識を向けて自然界のルールに沿った方向にチャレンジしていってください。
所詮人間界も自然界のほんの一部ですからね。
エドワード・ギボンさんのこんな言葉もありました。
人は二つの教育を受ける。
一つは他人から受けるもので、他の一つは自分が自分から受けるものである。
要塞を築くから攻撃される。
腐敗は、憲法が保障する自由に付随するもっとも確かな症状である。
(浜本哲治)
パークスの石像 Wikipediaより