ガブリエル・ムーリエの名言 Gabriel Meurier
意欲のある者のほうが、能力のある者よりも多くの事をなす。
ガブリエル・ムーリエ Gabriel Meurier
フランスの警句家 1530〜1610
これは全てのことにおいて間違いなく言えることです。
にも関わらず、能力の有無だけにフォーカスして、才能の芽を安易に摘んでしまっていることはあまりにも多いですね。
それも自分自身でやっていることが多いです。
元来自分の才能云々を決めるのは、すべて自分自身です。
たとえ誰に何を言われても、それを受け入れるかどうかはすべて自分で決めていますからね。
また子どもたちや後に続く人たちには、能力差などはどうにでもなるものですから、嬉々として自信を持ってチャレンジできるような環境を、言葉や背中、あなたのエネルギーで醸し出し創っていくことが大切です。
夢の実現のために届く愛や才能も、心に届くのは能力のレベル差よりは、そこに込められた愛情の差の方が大きく届くものでしょう。
ガブリエル・ムーリエさんのこんな言葉もありました。
誠意が能力を補う。
才能、能力はどこまでも際限なく進化できるものですから、今磨き込んでいるものに全身全霊、人生を賭けて研磨していくことが重要ですが、同時にその才能、能力を届ける人を、また夢や能力を愛する心も、どこまでも磨き込んでいくことです。
愛のない高いレベルの能力と、愛のあるまだレベルの低い能力とでは、心には後者の方が届く可能性が高いでしょう。
あなたの素晴らしい才能には、ぜひ大きな愛を込めてください。
その愛次第で、既存のレベルを遥かに超えるポテンシャルをあなたの才能は得ます。
これも非常にシンプルな自然界の真理ですが、現代社会、現代人にはとても難しいものになっているかもしれません。
(浜本哲治)