ガルリ・カスパロフの名言 Garry Kimovich Kasparov
名人を名人たらしめるのは、分析力ではなく、追いつめられた時の直感なのです。
ガルリ・カスパロフ Garry Kimovich Kasparov
ロシアの元チェス選手 15年間チェスの世界チャンピオンのタイトルを保持し続けた人物 1963〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人間の思考領域は常に限られた狭い領域で、そこに詰め込まれた情報はどんどん忘却も進んでいきますし、すぐに限界を感じてしまうような情報量しかありません。
それぞれに授けられている才能、能力を達人の域に到達せしめるものは、この小さな容量しかない思考領域だけでなく、可能性の宝庫である潜在療育を活用していくことがとても大切なことになります。
潜在領域は無意識に活用していることが誰にでもあるのですが、それをより多く活用できるようにしていくこと、そして思考領域と潜在領域の違いを認識して上手に使い分けることができるようなると、もっともっと効果的に才能、能力の成長、進化を実現できます。
人間はその教育環境や社会環境から、知識や経験などが増えていくと、どんどん思考領域だけを活用するようになり、いつしか潜在領域、思感の使い方を忘れてしまっているようです。
幼い頃は、どちらかと言えば思考より思感の方が働いている人が大半でしょう。
また思感、感性と感情を混同していて、感情的であることを性的であると勘違いしている人も多いのですが。
感情は思考の産物ですから思考領域のものです。
追い詰められるほどに人間は、思考をフル回転で働かせる傾向にあります。
しかも思考に力が入って、リラックスとはほど遠い状況になって、その持てる能力の僅かしか使えないケースが多くなります。
これではとても達人の領域には辿り着けませんね。
思感、潜在領域を使うことも、リラックスすることも、追い込まれた状態になってから発揮しようとしてもまず難しいでしょう。
日常のあらゆるチャレンジの中から、そのコツを掴んでおいて、当たり前に使えるように、その状態を保てるようにしておいてこそ、イザという時にも使えるものです。
直感、思感は思考より遥かにクオリティが高く反応も早いです。
潜在領域はぜひ当たり前に使えるように、そこからの情報、能力を引き出せるようにしておいてください。
それでこそあなたの才能、能力が最高に生きてきます。
ガルリ・カスパロフさんのこんな名言もありました。
一般の通念とは異なり、自分がほとんどしらない分野で直観がはたらくことはない。
ガルリ・カスパロフの名言
チェス・プレーヤーの成功を決定づけるのは『本能』です。
ガルリ・カスパロフの名言
(浜本 哲治)