岡崎 嘉平太の名言 Kaheita Okazaki
何よりもまず、ものの本質をつかまなければいけない。
できるだけ早くつかんで、それを達成するように努力する。
枝葉のことにはあまり目をくれないようにする。
本質に合わない間違った方向に飛び込んでいくと、なかなか立ち直れない。
岡崎 嘉平太 Kaheita Okazaki
全日空2代目社長 1897〜1989
Wikipedia
これは自然界で遭遇する、またはチャレンジするあらゆることに言えることでしょう。
そもそもあらゆるものに20:80の法則が適用されている自然界では、枝葉末節のことの方が多いのですが、今の人間界は特に表面的なことに走り過ぎていますから、さらに本質が見えなくなっています。
例えば健康に関しても、病の症状などに対して薬などを使って表面的に取り繕うことばかりに目が行きエネルギーを注がれていますから、根本的に病が少なくなっていくことにはならず、むしろえる一方になっているのが現状です。
心身が病にならないため、健康になるための本質は食べ物や水などの食生活をはじめ、あらゆる生活を自然に近づけていくことです。
ひとつひとつの細胞が健康になることを考えていけば、またひとつひとつの遭遇する現象を自然界ではどう捉えることが自然なのかをしっかりと把握できていけば、自ずと心身の健康は実現していきます。
このように健康だけでなく、あらゆることの最も大切な本質が何なのかを自然に沿った形で知っていくことができれば、何も心配することはなくなります。
本質から外れたことをやっていると、この言葉にもあるように不自然なストレスを多く感じることになってしまいます。
ぜひ、せっかく発揮する素晴らしい能力は本質に向けて自然に沿って発揮していってください。
同じ能力でも、その発揮の仕方で雲泥の差ほどの違いが生まれてきます。
岡崎 嘉平太さんのこんな名言もありました。
出世とか昇進とかは目的でなく、私たちの仕事や生活の努力そのものに、おのずと付随してくることなのだ。
岡崎 嘉平太の名言
経営者は後継者を養成することを、常に念頭に置かなければならない。
事業を継続し発展させるためには、立派な後継者が必要であるし、また、自分より優れた者を養成することほど、やりがいのある仕事はない。
岡崎 嘉平太の名言
私の長い人生には、随分いやな仕事を割り当てられたこともあるが、そのいやな仕事も本質を知ってやろうという気になって探し出すと、それ自体が興味の対象になってくる。
不愉快でならなかった仕事が次第に楽しくなってくるものだ。
これが、仏教や西洋哲学でもいう、本来の面目を探す、ということなのだ。
岡崎 嘉平太の名言
(浜本 哲治)