サミュエル・ベケットの名言 Samuel Beckett
今までやったことがある。
今まで失敗したことがある。
そんなことは構わない。
もう一度やれ。
もう一度失敗せよ。
より上手く失敗せよ。
サミュエル・ベケット Samuel Beckett
フランスの劇作家・小説家・詩人・ノーベル文学賞受賞者 1906〜1989
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
自然界の無限の可能性には、今までやったことがある、上手くいかなかった。という状況はあまり意味はありません。
ほんのわずかの違いが全く違う結果をもたらすこともよくあることですからね。
非常に狭い、小さな可能性しか捉えきれていない思考に頼り過ぎると、大きな発見も、多くの創造も見逃してしまうことになります。
上手くいったこと、上手くいかなかったことの中から学び取ることは、思感、脳の潜在領域に任せることです。
思考では夢にフォーカスし続けることと、できるだけあらゆる可能性を狭めないようにすることです。
閃きなどで潜在領域の情報が引き出された時にも、思考ではとても陳腐に思えること、上手くいったことがないようなことが引き出されることもよくあります。
多くの場合それは無視されるのですが、これはとてももったいないことです。
この陳腐に思え、また上手くいかない結果をもたらしそうなことの中に、きっと可能性があるので閃いています。
そこは探ってみることです。チャレンジしてみることです。
そもそも上手くいかないことの方が圧倒的に多いのが自然界の原理です。
上手くいくことをより多く確実に引き出していくには、間違いなくより多くの上手くいかないことを引き出し体験していくしかありません。
どうも人間は百発百中を狙っているのか、それしか許せない思考や環境があるようですね。
これはとっても不自然なことです。
どんな分野でも、誰よりも上手くいくことを引き出せた人は、誰よりも上手くいかないことを体験している人です。
ぜひあなたの素晴らしい才能には、果敢にチャレンジし続けるという翼を授けてあげてください。
自然界の無限の可能性の真理を理解して、その可能性を狭めないようにしてください。
思考で可能性を狭めない限り、必ず突破口、未知に続く道は見えてきます。
(浜本 哲治)
サミュエル・ベケットの署名 Wikipediaより