加藤 辨三郎の名言 Benzaburo Kato
この世では何一つとして単独で存在するものはない。
明らかに持ちつ、持たれつの、相互依存のものである。
経営者も自己中心的にならないで、つねに相手に対して合掌する気持ちにならなければならない。
加藤 辨三郎 Benzaburo Kato
協和発酵工業初代社長 1899〜1983
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自然界は一人では決して生きていけない世界です。
多くの自然界の存在の命を与えられて、ようやく命を繋いでいけます。
にも関わらず人間の意識、思考の中にある、自然界の中の人間界の位置づけなどを感じてみても明らかになるように、人間が中心的な発想が自己中心的な個々の発想に繋がっているでしょう。
捉え方も価値観も千差万別です。百人百様の考え方、捉え方があります。
そんな中で自分の捉え方、価値観、考え方を押し付けてしまっては、どんなこともなかなか前には進んでいきませんね。
またエネルギーの共鳴ですべての現象が起こる自然界では、すべての人に受け入れられるようにしようとすることも、目的地に進んで行くような現象が何も起こらないことになってしまいます。
大切なことは目的地を明確にして、そこにたどり着くために必要だと感じられるチャレンジをして、ひたすらそのエネルギーを醸し出していくことです。
そのエネルギーに共鳴してくれた人や自然界のあらゆる存在とともに、それぞれの目的地に進むエネルギーを加速させあっていくことです。
強制したり感情的になってしまうことは、とても時間的にもエネルギー的にももったいないことです。
考え方、価値観の違いを知ること、感じることは自然界の無限にある可能性を感じることに他なりません。
共鳴してくれる人や存在が現れることはとてもありがたく嬉しいことですが、そういう人たちが現れないことも自分から醸し出されているエネルギーのレベルを知るためにとても参考になる現象ですね。
すべての出逢い、関わる人や存在が何らかのとても大切なことを教えてくれている存在であること、そのためにわざわざ出逢っていることを感じてみてください。
エネルギーが共鳴しなければ出逢いも別れも起こりません。
どういう現象にしても起こっていることが重要なことです。
すべての現象にそう感じられるようになれば、それだけで見える世界は全く違ってきますし、無限にある自然界の可能性を大いに生かせることになります。
自然界の本質は本来人間の潜在脳が的確に捉えています。
それを常に引き出していくことが目指す境地ですが、その前段としては思考習慣、行動習慣に落としこんでいくことです。
思考で理解していても実践が伴わないことは多いですからね。
そして思考で行動するレベルから思感で行動するレベルにステップアップしていくことです。
あなたの素晴らしい才能、能力にはぜひ無限の可能性を授けてあげてください。
その可能性を広げていくには、遭遇するすべての現象の大いなる価値に気づき、嬉々として受け入れていくことです。
(浜本 哲治)