佐々木 則夫の名言 Norio Sasaki
成功の反対は失敗ではなく「やらないこと」だ。
佐々木 則夫 Norio Sasaki
サッカー指導者 サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)監督 1958〜
成功も失敗も、上手くいったこともそうでなかったことも、いずれもそこから学ぶことができ次に生かすことができる材料ですから、すべての結果が貴重な財産になります。
しかしチャレンジをしなければそこには何も結果が残らず、そこから永遠に実学で学ぶことはできません。
いくら想像の中だけであれこれ思案しても真の学びには到底及ぶものではありませんね。
それがどんな結果であっても学びの材料を得るためにチャレンジし続けることです。
所詮、自然界の法則でどんなに完璧と思える準備をしてチャレンジしても、上手くいったと感じられる結果が出るのはせいぜい2割程度です。
上手くいかないことの方が圧倒的に多いのですから、上手くいかないことを気にすることはありません。
それよりもチャレンジしないことを気にすることです。
日本の社会は失敗することを非常に嫌う傾向にあり、一度の失敗をいつまでも引きずるところがありますが、これは社会は個の投影ですから一人ひとりの中にそういう傾向が強くあるということでしょう。
面白いもので自分自身を棚にあげることを非常に得意としているところがあります。
簡単に分析すれば誰しも100%の成功率などありえないことは明らかにわかることなのですが、自分以外にはそういうあり得ないことを求めてしまっていることもあるでしょう。
それよりも何を目指してチャレンジしているのかなどを、他人の情報などではなく自分の実際の五感を使って感じ、判断して、吟味していった方がいいですね。
またどんな環境、社会であっても、真の夢にチャレンジし続けるアクションはやめることなく続けていくことです。
大いにチャレンジしてあなたの脳に実学の学びをどんどん授けてください。
そして大切な人とともにお互いの夢の実現のために上手くいったことだけにフォーカスしてチャレンジし続けてください。
佐々木則夫さんのこんな言葉もありました。
女性をうまく扱うことはできないが、女性の意見に耳を傾けて、自分を変えることぐらいならできる。
僕の成長が1日止まってしまえば、なでしこジャパンは世界の中で1日遅れをとってしまうのだ。
スポーツの楽しさを教えることだ。
動く楽しさであり、知る楽しさであり、かかわる楽しさでもある。
スポーツを楽しむことがベースにあれば、継続して競技に取り組むことができ、選手として成長できる。
結果も残さなければならないが、競技を継続していく過程が大事だと思う。
誰かを導く立場の人も自分が進化し続けることがもっとも大切な素養であること。
そして愉しさを伝えられることが大きな能力のひとつであることは心しておきたいですね。
(浜本哲治)