ジョン・フレッチャーの名言 John Fletcher
困難に遭遇した時こそ、真の能力を発揮できる時です。
同じ能力でも、環境や状況が整っている時に発揮できるものと、そうでない時のものとが違ってくるのは明らかなことですね。
真の実力は、どんな場面でも発揮できる能力のことを言います。
結果の差が出てくるのも技術的な能力の違いと言うより、状況などの捉え方、生かし方の方がより大きなウエイトを占めるでしょう。
遭遇した状況などに、感情的になっている時間が長くなればなるほどに、クオリティの高い能力を発揮することは遅くなってしますでしょうし、起こってしまった現象にいつまでも囚われていても同様です。
練習では上手くいくのに、本番になると上手くいかないことなども多く見られる現象ですが、現象の捉え方や感情に流されることなども、多くの場合現象に遭遇して、心にも身体にも余計な力が入ってしまうことで起こってくる現象です。
どんな現象に遭遇しても、練習の時と同じようにリラックスして臨むことができれば、問題なく実力を発揮することも、またそれ以上の能力を引き出すことも可能になっていきます。
このどんな状況にもリラックスして臨める心と身体を、効果的に早く身につけていくには、日常のあらゆる場面で実践していくことです。
日常生活の中で、何があっても常にリラックスできるようになれば、それをあらゆるチャレンジにも活かすことができます。
夢へのチャレンジの中だけでやろうとすると、圧倒的にそういう場面は少ないですから、非常に効率が良くないですね。
日常の中でできないことが、大切な場面だけでできることはまずないと考えていいでしょう。
困難な状況は、その状況自体が困難だと考え、感じるわけですから、今の対応力を超えているものである可能性が高いですから、能力を高めるとても大きなチャンスです。
チャンスだからこそ、それを生かせる心身の状態を常に保っていけることが重要です。
あなたの心、思考習慣があなたの能力に大きな影響を与えることを、ぜひ深く認識してください。
(浜本 哲治)