杜 甫の名言 と ほ Du Fu

杜 甫【と ほ】 Du Fu Wikipediaより

国破れて山河在り

杜 甫 と ほ Du Fu

中国盛唐の詩人 712〜770


人間界が、どんな状況になったとしても、
自然は、相変わらずそこにあり、
着実に時を、季節を刻んでいきます。

人間界のどこかの国が滅びたとしても、
たとえ、人間界全体の秩序が崩れたとしても、
自然界は、何もなかったかのように、
そこにあるでしょう。

それは、人間界が淘汰されたとしても同じですね。

自然界の中で暮らす存在は、
自然界のルールに沿って過ごすことが、
もっとも快適に、淘汰されることなく、
秩序も守られて暮らせることになります。

人間はとても傲慢ですから、
自然界をも、自分たちが支配しているというような、
幻想、錯覚を抱いている節があります。

自然界の命、資源などを、
搾取すること、独り占めすることばかりを考え、
他の自然界の存在たちと、
共生していこうとする意識は、
極端に低いですね。

それは、自然界の他の存在は、
人間のために存在していると、
考えているのではないかと思われるほどですね。

また、人間がもっとも進化した存在だとさえ、
考えている節もありますが、
これも、決してそうではありませんね。

まだまだ、新参者の人間は、
自然界では、未熟な方だと言えるでしょう。

これまでの、自然界の歴史を振り返っても、
この世の春を謳歌していた存在が、
淘汰されてしまった例は、多いでしょう。

また、これまでの人間界の歴史を振り返っても、
1万年以上栄えたと言われている、
日本の縄文時代は驚異的ですが、
国などの栄枯盛衰は、当たり前のように起こっていますね。

自然を学び、自然に沿っていくこと。

これが、自然界では最善だということに、
ぜひ気づいて、実践していってください。

個々から始められる、
人間界にとって、最も重要なことですね。

(浜本哲治)


杜甫詩選 (岩波文庫)


成都杜甫草堂 Wikipediaより
成都杜甫草堂 Wikipediaより