トマス・モアの名言 Thomas More
意志に反した手段で幸福な身分になるよりも、
意志の赴くままに自由に生きたい。
トマス・モア Thomas More
イングランドの法律家 思想家 1478〜1535
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人間は妄想に取り憑かれているところがあります。
モノなどをたくさん得ることで幸せになれると考えていることです。
身分で幸せになれることはありません。
あくまでも、大いなる夢を目指してチャレンジしている過程である今にしか幸せはありません。
どんなに高い身分になったとしても、どんなに多くのモノを持っていたとしても、そのレベルでまた今の同等以上の負荷が必要になるわけですから、環境などはどこまで行っても同じだと言ってもいいでしょう。
今に幸せを感じられないようであれば、どんな身分になれたとしても、どんなに多くのモノなどを得られたとしても、その時点で感じるストレスや不満などに心を奪われて、幸せを感じられることはないでしょう。
もっと言えば、常に今に最高の幸せを感じられている人が、結果として高いレベルに到達できているとも言えるでしょう。
幸せは、自然に沿って自らの心が望む夢にチャレンジしている今にしていくことで最高に感じられます。
そんな幸せですから、心、意志に反したことなどをしていては、もちろん感じられることはありません。
生きるために。という大義名分で幸せを手放していることが人間界では多くなっていますが、心に悖ることも、その大義のためにやっていることは非常に多いでしょう。
ただ自然界の原理は、真に幸せを感じられることをしていれば生かされていくことになっています。
それをやるかやらないかだけですね。
幸せはまた、思考で考えるものでも、他と比較して考えるものでもありません。
自然の原理に沿ってやるべきことをやっていれば、自然に湧き上がるように感じられるものです。
ぜひ、今が最高と心底言える人生にしていってください。
それは今すぐにでもできることですよ。
トマス・モアさんのこんな名言もありました。
いいかい、勇気を出して、こわがらずに君の務めを果たしなさい。
トマス・モアの名言
(浜本 哲治)
トマス・モアの署名。Wikipediaより