ハインリッヒ・フォン・ピーラーの名言 Heinrich von Pierer
評論家とは、道は知っているが、車の運転ができない人のことである。
ハインリッヒ・フォン・ピーラー Heinrich von Pierer
シーメンスCEO 1941〜
自分の人生に関しては、評論家になってしまってはもったいないですね。
現代社会は情報も溢れていて、様々なことが知識としては得られますが、それを自分自身のものにできずに、自分自身の評論家のようになっているケースが多くなっています。
自分自身の評論家になるくらいなら、情報や知識は少なくても、得られたものを最大限に生かし深く活用できる方法を模索して、使いこなしていけるようにしていくことです。
自分自身を動かしてこそ、浸透させてこそ、情報や知識は価値を持ってきます。
また具体的に運転し動かすことで、必要な情報や知識も見えてきて、氾濫しているものに流されることもなくなります。
情報や知識はたくさんあった方がいいと考えられがちですが、脳のメカニズムがわかってくるほどに、そうではないことが理解できていきます。
それは思考領域だけの話で、脳を存分に活用し始めると、あえて情報や知識を得ようとしなくても、一点を深く追求していくことで自然と必要なものは引き寄せられるものです。
どうぞあなたの人生を動かすために、必要な知識や情報を得ることを一点を深く掘り下げることで実現していってください。
また本質や自然の摂理などを感じたり、記憶された知識や情報だけでなく、閃きなどをキャッチし引き出していく、脳の活用方法を身につけていくためにも一点集中であなたの得意を生かしていってください。
自分の人生は評論している時間がもったいないです。
常に運転していってくださいね。
(浜本哲治)
2000年6月15日にベルリンでウラジミールプーチンとハインリッヒ・フォン・ピーラー Wikipediaより