谷川 俊太郎の名言 Shuntaro Tanikawa

谷川 俊太郎(Shuntaro Tanikawa)Wikipediaより

正しい理屈や理論じゃないものが人間を動かすこともある、それを信じてもいいんじゃないかとぼくは思います。

谷川 俊太郎 Shuntaro Tanikawa

詩人 翻訳家 絵本作家 脚本家 1931〜


人間界の理屈や理論が必ずしも正しいとは限りませんし、人間が解明できていること自体が、自然界のほんのわずかばかりのことです。

それを踏まえていないと、人間はどんどん傲慢になっていくでしょう。

自然界の本質を理解していくことは、とても大切なことですし、それを理解できていけば人間が知り得ていることが、まだまだ少しばかりのことだということもわかってきます。

また、人間が知り得ていない不思議なことなども、別段不思議なことではなく全てを理解できるようになります。

人間はどうも、両極端に走りすぎるきらいがありますね。

例えば、科学が万能だと思い込んでしまって、その領域を超えられずに苦悩することになっていたり。

不思議なことなどを、訳も分からず盲目的に畏怖してしまうことなどですね。

これはどちらも自然界ではナンセンスですし、不自然なことと言えるでしょう。

人間が解明していることも、解明できていない不思議なことも、どちらも根源は同じです。

ただそれを、理解できるように解明できているかどうかだけですね。

これを分けてしまうこと自体が、本来おかしなことでしょう。

自然界の本質を理解できれば、解明されていることも、そうでないことも、同じレベルで理解することができます。

ぜひ、あなたの才能や夢の追求の前に、自然界の本質、しくみ、根源を理解して常にその方向に追求を進めてください。

迷うこと、苦悩することから解放されていきますよ。

谷川さんの、こんな言葉もありました。

詩を書くには、自我がないっていうことが、ひとつの条件としてあるんだと、思ってます。
自分を空っぽにして言葉を呼び込むのが詩の書き方だというふうに思ってるの。


自動車が走ることは複雑なことだ。
しかし人間が歩くことの複雑には遠く及ばない。


雲に乗るのもいいし、風に乗るのもいいし、音に乗るのもいいし、気持ちに乗るのもいいんじゃないかなぁ。機械じゃない乗りもの、手でさわれない乗りものが、未来の乗りものです。


ひとつのおとに ひとつのこえに みみをすますことが もうひとつのおとに もうひとつのこえに みみをふさぐことにならないように


(浜本哲治)


二十億光年の孤独(集英社文庫 た 18-9)


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