長嶋 茂雄の名言 Shigeo Nagashima
全てを愉しむこと。
その状況、環境がどんなに良くないものでも、
その中に、愉しめる面を見つけることです。
どんなことの中にも、
愉しめる面はあるものです。
逆にどんな楽しいことの中にも、
心配の種子などを見つけようと思えば、
簡単に見つかるものでしょう。
これと同じことですね。
物事の捉え方や見る面は、
思考習慣になっていることもあります。
むしろ、その方が圧倒的に多いでしょう。
そしてその多くは習慣ですから、
生まれてから身についたものです。
性格や生まれ持ったものと、
悲観する必要はまずないでしょう。
そう思い込んでしまうことが、
可能性を狭めてしまうことになります。
また、習慣ですから、
いくらでもアップデートすることができます。
仮に、愉しめる面が見つからなくても、
それを見つけようとするアクション、チャレンジがあれば、
愉しめない状況は、簡単にブレイクスルーできるでしょう。
それを見つけようとしなければ、
愉しめない状況に、
感情がはまっていくだけになります。
愉しめる面が見えてこない要因の中には、
自分にとってのことだけしか、
考えられないこともあります。
その状況を愉しめる存在がいることを、
見ようとしていけば、視野は広がります。
これは、自己満足や手段を目指すことを、
夢を目指していることと勘違いしている、
今の人間界の状況ともリンクしているかもしれませんね。
ぜひ、自分自身の可能性を狭めることなく、
全てを愉しんでいくところからも、
可能性を広げていってください。
そこに、あなたの素晴らしい才能が、
飛躍していく道が見えてくるでしょう。
長嶋茂雄さんの、こんな言葉もありました。
スランプなんて気の迷い。
ふだんやるべきことを精一杯やって、土台さえしっかりしていれば、スランプなんてありえない。
ぼくはいつも『オレは絶対打てる』いう気持ちでボックスに立っていますよ。
努力は人が見てないところでするものだ。
努力を積み重ねると人に見えるほどの結果がでる。
スターというのはみんなの期待に応える存在。
でもスーパースターの条件は、その期待を超えること。
プロなら陰の苦労や苦悩を人前でみせるべきでない。
(浜本哲治)
雑誌『週刊ベースボール』1958年4月16日号。右は広岡達朗 Wikipediaより