蜷川 幸雄の名言 Yukio Ninagawa

蜷川 幸雄(Yukio Ninagawa)Wikipediaより

若い頃、僕の時間は未来へ向けて無限にあるように思えた。
今、僕は終末の時間から逆算する。
すると、人も風景も、そう、何もかもが違って見えてくる。

蜷川 幸雄 Yukio Ninagawa

演出家 映画監督 俳優  1935〜2016


自然界で生きる存在に、与えられる時間には限りがあります。

これは全ての存在に同じなのですが、これを人間は知ってはいるはずなのですが、意外とさも無限に与えられた時間が、あるかのように過ごしてしまう傾向にあります。

たぶん、自然界での人生にはゴールがある、タイムアップがあると言えば、大半の人は知っていると言うでしょう。

ただその多くの人の行動は、それを知っていることを生かせた時間の使い方やチャレンジにはなっていないですね。

人生はゴールから感じていくと、全く違うものになっていきます。
まさに見える景色も違ってきます。

あなたの人生のゴールは決めているでしょうか?

もちろん、誰も未来を正確に言い当てることはできませんが、誰にでも100%必ず訪れるものですから、そこから人生は見た方がいいですね。

自分で決めてしまえばいいでしょう。

目標などを実現していく際にも、ゴールがあって、目指すものと現実のギャップが明確になってこそ、その目標を達成するための方法が見えてきます。

ゴールもなく目指すものもなければ、やることは曖昧なことになるだけですね。

人生もまさにこれと同じでしょう。

ぜひあなたの人生のゴールを決めて、そこでどういう夢を実現しているのかを明確にしていってください。

そうすれば、必ずやるべきことは見えてきます。

それでこそあなたの素晴らしい才能が、真に生かされるチャレンジができてきますね。

蜷川幸雄さんの、こんな言葉もありました。

しかり過ぎるとお互いの関係を修復するのに一カ月では難しい。
だからしからずに、気長に歩き出すのを待つことにした。
その方が仕事が早い。


舞台での上演は企業で言う商品化に値するだろう。
商品価値が高くなければ誰も観に来てくれない。


僕たち人間は、なんて不器用な生き物なんだろうね。
男と女が、人と人が本当に出会うことが、こんなに難しいとはね。


(浜本哲治)

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