野口 晴哉の名言 Haruchika Noguchi

野口 晴哉(Haruchika Noguchi)

病気になるのも、治るのも通して一つの自然の力です。
同じ力であって、対立する力ではない。
病気になったり治ったりしながら人間は寿命を全うするのです。
病気を経過させれば新しくなる体も、病気にならなければじきにくたびれるのです。

野口 晴哉 Haruchika Noguchi

整体指導者で野口整体の創始者 1911〜1976


病気になる原因があり、治る原因もあります。

自然界の全ての現象には原因があって、その原因さえわかれば、現象をコントロールしていくことは、シンプルな自然界であるがゆえにとても簡単なことになるでしょう。

ただこの原因を表面的な部分で捉えてしまうと、根本的な解決などに向かうことがなく、さらに状況を悪くしてしまうことになります。

今の人間界の現状がそうですね。

また、自然界の全ての現象は道標の役割を果たしているだけで、病になったから悪いとか、ならないから良いとかはありません。

その現象から何を感じ取り、学び、それをどう次に、未来に生かしていけるかです。

病とは闘うものではありません。

この行為が、人間界全体の争いがなくならない現状と同じように、重篤な病をなくしていくことに繋がっていきません。

病は大切なことを教えてくれていますし、その根本原因を感じ取ることができて、自らをアップデートしていくことができれば、必ず快方に向かっていきます。

ぜひ、心身の健康から、自然界の全体の根源を理解していってください。

人間や自然界の存在は、自然に沿っていれば健康になるようになっています。

生活習慣、思考習慣を自然に沿わせていくことですね。

(浜本哲治)

LINEで送る