萩原 朔太郎の名言 Sakutaro Hagiwara

萩原 朔太郎(Sakutaro Hagiwara)Wikipediaより

幸福人とは、過去の自分の生涯から、満足だけを記憶している人びとであり、不幸人とは、それの反対を記憶している人々である。

萩原 朔太郎 Sakutaro Hagiwara

詩人「日本近代詩の父」1886〜1942


自然界で起こることはすべて、必然で必要で最高のことしか起こりません。

同じ出来事を体験しても、それを幸せなことと捉える人もいれば不幸なことと捉える人もいるでしょう。

また、同じ人の中でも同じような現象に遭遇していても、ある時の現象は幸せなことであり、ある時の現象は不幸せなことであることもあります。

このように、捉え方次第で現象はどうにでもなりますし、現象は単に進むべき道を指し示してくれている道標ですから、全ては幸せを呼ぶものだと感じていけばいいですね。

たとえそれが、通常は不幸なこととしか捉えられないようなことでも、必ずそこには未来の幸せの種子があります。

どうにもならない過去でもありますし、自然界で起こる現象は全て必然、必要、最高のものですから、幸せな記憶だけを留めるようにしていけばいいですね。

また、自然界の人生では、幸せを実感できるのは目の前の今にしかありません。

常に過去を超えられる幸せを、目の前の今の中に見つけていくことですね。

そうしていけば、過去に流れていく思い出の中も幸せで溢れてくるでしょう。

萩原朔太郎さんの、こんな言葉もありました。

全てのよい叙情詩には、理屈や言葉で説明することの出来ない一種の美感が伴う。


(浜本哲治)

恩地孝四郎が描いた朔太郎の肖像 Wikipediaより
恩地孝四郎が描いた朔太郎の肖像 Wikipediaより

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