マルティン・ハイデッガーの名言 Martin Heidegger

マルティン・ハイデッガー(Martin Heidegger)Wikipediaより

単純なものこそ、変わらないもの、偉大なるものの謎を宿している。

マルティン・ハイデッガー Martin Heidegger

ドイツの哲学者 1889〜1976


マルティン・ハイデッガーさんのこんな言葉もありました。

経験を積んだ人は、物事がこうであるという事を知っているが、なぜそうであるかということを知らない。


人は死から目を背けているうちは、自己の存在に気を遣えない。
死というものを自覚できるかどうかが、自分の可能性を見つめて生きる生き方につながる。


人は、いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、生きているということを実感することもできない。


人間はとにかく難しく考えすぎですね。

それが様々な問題を引き起こしていると言ってもいいでしょう。

死の問題も含めて、自然界の原理はとてもシンプルで、ただ人間が解明できていないことがあまりにも多いので、人間が思考で複雑にしてしまっています。

それが必要以上の恐怖を感じさせたりすることになるわけですね。

また人間の無知は、経験則でこうすればこうなる。というところで終わっているところにも大きな要因があります。

その先のなぜそうなるかの探索が、自然界の自然や、全てのことに当てはまる本質、原理原則を知り得ていくチャンスなのですが、それをやろうとしないところにチャンスの喪失があります。

当たり前のように感じられるシンプルなものの中にこそ、その少し先にこそとても大切なものがあります。

どうも人間はこの素晴らしい探索を敬遠して、難しく複雑な迷路にハマるのが好きなようですね。

限られた時間でより多くのことを知り得ていくには、複雑なことを複雑に学んでいくより、シンプルの先にあるものを学んでいくことです。

それでこそあなたの素晴らしい才能も真に生かされていきますよ。

(浜本哲治)

ハイデッガーが少年期を過ごしたメスキルヒの家 Wikipediaより
ハイデッガーが少年期を過ごしたメスキルヒの家 Wikipediaより

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